エクセル管理職に良い人はいない・・・かどうかは知りませんが、パソコンの普及に伴いまして営業現場にもパソコンが導入されてきた中で、エクセル管理職と言われる人が増えてきているのは事実では無いでしょうか?
エクセル管理職とは、業務時間の大部分をエクセルの集計結果を眺めたり分析する事に費やしている管理職の事で有りまして、もう営業現場に出かける事も一切致しませんし、営業マンの報告の中身を吟味にてアドバイスをする事も放棄して、ひたすら営業マンの実績や、行動を数値化しまして、分析しそれによって導かれた結果をもとに営業マンに指示を出すって感じの管理職の事で有ります。
まあはっきり言ってそれだったら、管理職の机の上にエクセルがインストールされたパソコンを置いておけば良い・・・ではちょっと言い過ぎだと思いますが、営業現場を経験してきたノウハウよりも、統計学に長けた学生さんでもいたほうが、よほど営業実績が上がるかもしれませんね。
でね、エクセルシートから導かれた結果ってのは確かに間違ってはいないのかもしれなのですが、所詮は足し算引き算掛け算割り算の世界でしかないので有りまして、営業マンが数字を作ってくる本質はもっと別の所に有りますよね。
勿論、営業の世界においても、事実を把握して事実を元に適切な行動を取るってのは基本中の基本で有る訳ですから、ちゃんと数値化して統計を取るってのは、とても必要な事では有ります。
つまり、今回のコラムで言いたい事ってのは、バランスが大切ですよって事なのであります。
エクセル管理職の方たちに言いたい事は、まあエクセルってのは大学生が数学の宿題を楽にこなそうと思って開発した電卓の進化形のような計算機でしか無いので有りまして、それが全てになっては困りますよって事なので有ります。
追伸
まあここまで極端な人は少ないのかもしれませんが、営業管理職で有りながら、日がな一日エクセルを操作している管理職ってのは少なくないのでは無いでしょうか?
もしかしたら、これを読んでいるあなた自身がエクセル管理職?