既存ユーザーの扱いと企業姿勢

2022/8/18更新

既存ユーザーの扱いと企業姿勢

我社の場合、ホームページ制作代行も生業としている関係上、複数のレンタルサーバーを5社から別々にレンタルをしているのですが、既存ユーザーの扱いから企業姿勢を垣間見る事が出来て結構面白かったりします。

ここで実際の企業名は挙げませんが、とある業界大手のレンタルサーバー業務を例にとりますと、釣った魚に餌はやらないってのが徹頭徹尾、終始一貫しているのでありまして、そえはそれでぶれない企業姿勢だと思います。

その会社は毎年のように新しいレンタル契約コースを投入いたしまして、そのたびに容量はどんどん大きくなり、標準装備の機能もどんどん追加されています。

現時点で3千円程度の共用レンタルサーバーのコースでサーバー容量は実に20ギガ、ウィルスチェックサービスから、スパムフィルター、データベース(Mysql)など機能満載なので有ります。

所が既存ユーザーがこの恩恵に預かれるかといいますと、それは出来ないので有りまして、今のコースを一旦解約して、新しいコースに新規で申し込む以外にないので有りまして、当然のように初期費用まで徴収されるので有りますね。

別のレンタルサーバーの企業は、コース名称はそのままで、同じように機能アップに努めているので有りますが、こちらは何もしなくても自動的に機能追加がされていくので有りまして、費用負担も有りませんので非常に安心なので有ります

確かに既存ユーザーが多い場合、新規顧客開拓のために値下げとか、機能アップをした場合に、既存ユーザーにまで適用しようとしますと、莫大な費用と手間が発生したり、減収になってしまうのですから、新規顧客開拓の施策が行えないって事にもなってしまいますから、色々考えるんでしょうけどね?

ただユーザーとしてどっちを選ぶかって言いますと、釣った魚に餌をやらない企業よりも、既存ユーザーにまで気を配る企業なのは当然なので有りまして、情報伝達手段が発達した現代ではどっちの企業姿勢が市場に受け入れられるかは、問うまでも有りませんけどね。

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