商談の現場におきましては、値引き交渉ですとか支払い条件の交渉ですとか、バーター取引ですとか、様々な交渉事が出てくるので有りますが、今回のコラムでは、交渉(商談)の土俵際って事について書いてみようと思います。
これ以上は値引く事が出来ないとか、譲歩できないってその、自分の土俵際をちゃんと分かっている人で有れば、きわどい所で粘ったり、ウッチャリを繰り出したり出来るので有りますが、そもそも商談に臨むにあたりまして、自分の土俵際ってのを分かっていない営業マンも沢山いますよね?
まあ、営業マンの多くにおきまして、原価は一切教えて貰っていない状態で、会社で決められた値段や条件以外では一切販売できないって状態で営業活動をしている場合も多いのですが、この場合はある意味、土俵際がかなりはっきりしているって事になりますよね?
では、土俵際の粘りを発揮するのか、それともさっさと土俵を割ってしまうのかってのは、個人の営業力やノウハウ、経験による事が多いので有りますが、簡単に書いてしまいますと、出来るだけ前に出て商談するほうが楽ですよね?
何が書きたいのかと言いますと、最初からギリギリの値段を提示して、後ずさり出来ない状態で商談に臨むので有れば、もう一歩でも下がると、勝負が終わりって感じになってしまいますからね?
これも、際を意識しているかどうかってのが、重要になってくるので有りまして、それさえも分かっていないと、ちゃんとした商談にはならないので有りますね?
追伸
若いうちは、瀬戸際、ギリギリの交渉を経験しておきますと、後々大きな資産になるので有ります。
ただ自分ではぎりぎり限界、瀬戸際の交渉をしているつもりでも、相手とか傍から見たら、全然甘い内容でって事も良くある話なので有りまして、限界は無いので有りますね?