えっと特に日本サラリーマンは役職や肩書で相手を判断してしまうので有りまして、転職をした場合に役職や肩書が変わる事は当たり前ですが、転職前の役職や肩書が転職活動時に大きな影響を与えるのでありまして、今回はこんな事につきまして書いてみようと思います。
本題に入る前に、例えば一部上場企業の係長と、社員5名の零細企業の専務取締役とどっちが格上かって言われても人によって違う答えが返ってきますし、正解は分からないってのが本当の所では無いでしょうか?
それはそれとして、転職活動を行う場合に自分が平社員だった場合と、長がついていて部下を従えていた場合とでは転職先でのポストや待遇に差がついてきますよね?
って事は今自分が勤務している会社は気に入らないので次の職場が見つかったらさっさと退職してしまおうって考えていて仕事に身が入らないで平社員のままよりも、同じ転職志向でも次にもっとステップアップして収入を増加させたり、もっと良い企業に就職しようとするために、現在勤務している企業においても、営業成績を上げて昇格をして、せめて主任や係長になってから転職をする位の気持ちのほうが、転職の成功率は全然高いのではないでしょうか?
次の会社では心機一転頑張るって考え方も十分理解が出来るのですが、今の肩書を気にしてしまう日本の風潮では、転職前に肩書を貰っていたほうが絶対に有利だと思います。
勿論、受け入れ側の企業によって違いは有りますが、前職で係長であればやはりそれを考慮した処遇になるのが一般的なのでありまして、不完全にせよ肩書や役職ってのは引き継がれる場合が少なくないんですよね?
これは深く考えてみますと、受け入れ企業側の人事部ですか経営者が営業マンの能力を見る目に自信がないのか、なんなのかよく分からないのですが、とにかくそんな風になっているみたいですね?
追伸
転職をする場合に、新しい職場での肩書を非常に気にする人が多いようで、表面的には無関心のようであっても、内心ではとても気にしていたり、例え収入が上がっても対外的な肩書が落ちたり無くなる事を嫌がったり、逆に収入が多少下がっても課長になれるとか係長になれるって事で喜んで転職する人も存在するようですね?
個人的には(現在会社の代表者ですから言えるのかもしれませんが)、肩書なんて名刺に書いてある字とか、呼ばれる時に役職がついてくるかだけの事でして、そんな事よりも仕事にやりがいは有るか?とか仕事内容に収入が見合っているかなどのほうを気にしたほうが良いと思いますけどね?
けど不思議な事に役職の魅力は今も健在なのでありまして、転職とは関係なしに、昇給がなくても役職名だけ与えられれば、頑張って働いてしまうってのも現実には有るんですよね?
まあそんな現実をここで、あーだこーだ言っても始らないので有りまして、今の日本で転職を成功させるためには、本人の能力以外にも、肩書ってもも影響が有るって事だと思います。