前の会社ではあーだった。こーだったってやたらと言ってはいけないのです、ってのは転職して新しい職場での心得のようなものですが、真っさらの状態で入社する新入社員と比べて、転職による中途採用の場合は、新卒と違って色々と職場との融和に気を付けないと新しい職場で軋轢を生みだす結果になってしまいますね?
特に多いのが最初に書きましたが、前の職場環境と比べてしまって、例え言っている本人が不平不満で言っているので無くても、周りからは前の職場と比べて文句ばかり言っているって思われて、それなら転職しなければ良かったじゃないかって思われたり、職場から浮いてしまう場合ですね。
このような場合は多分、好意的に考えれば、新しい職場をもっと良くしようと考えての提案として周りから捉えて貰えるような言い方をすれば良いのでありまして、極力比較しての話し方はしないで、ここをこーすればとか、改善すれば業務効率が上がるとか、売上が増加するって感じの前向きで建設的な意見として職場の同僚や上司に捉えて貰えるような話し方、言い方に気を配って伝えるべきでしょうね?
その他には、仕事の進め方スタイルを転職前と転職後に柔軟に変えないと、新しい職場でうまく仕事が進められない場合が有ります。
基本的に営業の仕事は一人で客先に訪問して販売するのが仕事で有りますが、他の社員から仕事やクライアントを引き継ぐ場合も有りますし、規模の大きな営業的なプロジェクトの場合はチームで営業活動を行って販売活動を遂行する場合も有りますからね?
まあ、急にスタイルや考え方を変えるって事は、年齢が上がれば上げるほど難しいものが有りますし、過去に上げてきた実績ってのは、今までの営業スタイルの上に載ってきた結果でありますから、過去の実績が高い人ほど変更が難しいのかもしれません。
ただ、受け入れ側の企業が新しい考え方や他社のノウハウを吸収しようとして中途採用をした場合ですと、周りとの軋轢に気を使いつつ、色々と提案する必要が有りますので、その辺りのさじ加減も必要になってくるので、特に中高年の転職は転職後も色々と考える事が有って難しいので有りますね。
周りとの軋轢を起こさないように気を遣いすぎてしまっても、萎縮してしまいますし、我が道を行くってだけでは周りとの関係が良好に保てない訳ですから難しい所です。
転職が成功するかどうか、ミスマッチの状態になってしまうかどうかってのは、本人の考え方や性格、柔軟性による所が大きい・・・つまり転職者自身の考え方や行動で結果が大きく変わってくるって事は間違い無いと思います。