今回の営業職の転職コラムでは転職者と企業のギャップと言いますか思惑の違いのような部分を書いてみようと思います。
まず企業が転職者を受け入れるって事はいくら未経験者歓迎と求人の募集内容に書かれていましても、何らかの社会経験や実績を期待しているので有りまして、本音を言えば経験が有って即戦力の社員を補充したいので有りまして、場合によっては未経験でも入社させますが、経験者がいればそちらを優先して採用しますよって事だと認識すべきだと思います。
そして一部の企業を除いて中途採用者についての研修や教育期間は非常に短いのでありまして、3日の教育期間が有ればむしろ良い方なのでは無いと思います。
※本コラムでは営業職の転職を中心に書いていますので、別の職種に関しては中途採用者の研修や教育を長期間行う場合も多いと思います。
また、企業によっては年中中途採用の募集を行っていて、来るもの拒まずと言いますか、とにかく入社させてみて3ヶ月とか半年間の仕事ぶりや実績を見て、場合によっては中途採用者の使い捨てのような、方針を取っている企業も中には有りますので、入社し易い=退職させられやすいって場合も有りますが、企業の本音で言えば、慈善事業でなく営利企業なんですから、使えない社員に給料を払うつもりはないって所なのでは無いでしょうか?
逆に転職者の本音として人によっては、まるで新卒新入社員のような考え方で、頑張って仕事に慣れて、勉強して一人前になるぞって考えていますと、企業の思惑とずれてしまっていて、転職失敗って事になってしまいます。
企業によっては入社してから1から教えて貰おうって考えは甘く映るのでありまして、知ったかぶりは禁物なのですが、入社前に本を読むなり自分なりに勉強をして入社に臨む必要が有るのでは無いでしょうか?
まあ、中には中途採用者に対しても新卒社員と同様の研修やOJTを施して、長い目で教育してくれる企業も無くはないですが、かなり恵まれた企業になりますので、そのような企業は社員の定着率も良いのが通り相場ですので、年中中途採用者の募集をしていませんので、甘い考えで転職を考えているのでしたら、止めたほうが良いでしょうね?
最後に転職ミスマッチですとか転職に失敗したって事例が沢山ありますが、企業が転職者に求める事と、転職者が胸に抱いている転職先への期待にギャップが有って、ミスマッチが発生しているので無いでしょうか?
特に転職を考えている人については甘い考えを持たない事が重要でしょうね。