商品の寿命(プロダクトライフサイクル)について

2022/8/15更新

商品の寿命(プロダクトライフサイクル)について

多くの商品に寿命があり、今は売れていてもやがて、販売が下降線を辿って行く事は当たり前の話なのでありますが、自分の商売での商品の寿命(プロダクトライフサイクル)の見極めは非常に難しいのではないでしょうか?

転職を考える場合にもプロダクトライフサイクルを考える必要がありますね。

中小企業の倒産原因の一つにこのプロダクトライフサイクルを考えないで現状の先を考えての事業転換が出来ないで、最終的に倒産にまで追い込まれてしまう場合が有ります。

このプロダクトライフサイクルに起因する売上低下ってのは一気に来る訳でなく、数年の年月がかかって売れなくなっていく場合が多く、見切りをつけるよりも、頑張りが足りないからだって事で、商品寿命が終わりに向かっているのにかかわらず、固執して企業まで寿命を迎えてしまうのでありまして、経営者には先を読む能力が必要で、命運を左右してしまうのでありますね?

私の経営する零細企業では、もっぱらWebコンテンツ作成、平たく言うとホームページ作成代行業者なのであるが、そろそろ成熟産業に入りつつ有るのではないかと思っています。

ホームページ作成代行をはじめとするWebコンテンツ作成は、それでもジワジワっとくるタイプのプロダクトライフサイクルなので、いきなり市場急降下する訳でもないのでゆっくりと手が打てるのは助かっています。

この、プロダクトライフサイクルがジンワリ下降線に向かうか、急激にダウンするかの一つの要素に、大企業が乗り出してくるかどうかだと思っています。

規格化された工業製品や、大企業が大量の資金、人員を使って乗り込んでくるような、商材やサービスであれば、市場が大きくなってきた頃に、大企業が乗り込んできますので、あっというまに市場に浸透して、成熟に向かっていきますね?

幸いなことにホームページ作成のような仕事は、大量生産も規格したものも、受け付けない、手作りの世界ですので、、急激にプロダクトライフサイクルが進むわけではないのです。

そうしますと資金力の無い企業が取るべき道は2つになってきます。

一つは
プロダクトライフサイクルを念頭に、扱い商品を変化させながら利益を確保できるところで、商売を続けていく。

又は
プロダクトライフサイクルが長く、大企業が乗り込んでこない領域で商売を続けていく

とまあ大きく分ければどちらかになってきますね。

一番やってはいけないのはプロダクトライフサイクルが終わりに来ているのに、何時までもしがみついているって事は言うまでもありませんがね。

追伸

そろそろ私の経営する会社も大きく舵を切る時期にきているような気が致します。

なにせ先を読んで手を打たなければ、簡単に倒産してしまいますからね。

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