天職に巡り合う

2022/8/15更新

天職に巡り合う

天職とは天から与えられた、自分がこの世に生を受けてその仕事で働く事が自分の能力にぴったりマッチしているって事になるのでしょうが、今回のコラムではこの天職について少々考えてみたいと思います。

青い鳥を求めて?転職を行う人の多くが現在の仕事は自分に合っていないって事で天職を探しているかどうかは分かりませんが、背中に自分の天職が書いている訳でもなく、全ての方が天職に巡り合う事無く定年を迎えているのだと思いますが、そもそも天職ってのは最初から備わっているものではなく、就労して働きながら自分の才能を伸ばし技量をアップして自分の仕事を天職に変えていくって作業が必要な代物ですからね。

その事が分かっている人はどんな職業に就いてもやがて天職にしてしまう可能性が高いですし、分かっていない人は100回転職を繰り返しても天職に巡り合えないまま一生を終わってしまうので有りますね。

ただ、そうはいっても人には向き不向きが有りますので、営業マンとしての資質に欠けていると、一生懸命頑張っても成績はずーと最低のままになってしまいますので、そんな時は職種を変えるなりの対策は必要になってくると思いますね。

初めに天職ありきって事は絶対に無いのだと確信をしていますが、合わない職業や職種ってのは個人個人に必ず一つや二つ存在するのでありまして、天職にめぐり合う(作り出す)為には、まずは自分に合わない(マッチしない)職業や職種を選択権から排除してから転職を考える事になるですが、冷静に考えると今までやってきた仕事が自分に向いていないって事に気が付く事もある訳ですし、転職に際して今までの経験や実績を最大限に生かして転職を成功させたい反面、さっさと別の業界なり職種に転職してしまった方が良いのでは?と選択に迫られる場合も出てきてしまいますね。

まあ私が思うには30歳位までは1回や2回の転職で有れば、何らかのハンディキャップを背負う事も少ないですし、自分に向いていないと悟ったら早めに軌道修正してしまって30歳になった時には、天職として自分を磨いていく職業に打ち込むスタートライン位には立っていたほうが良いのではないかと思います。

追伸
とは言え、最近では上場企業や銀行でも倒産したり事業縮小などの事例が頻発しているのでして、やっと天職に巡り合えたと思った途端に会社の倒産によって、職を失ってハローワークに出かける羽目にって事も珍しくないのですから、何事も自分の思い通りに事が運ばないのもまた人生なんですよね。

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