諸事情により転職を考えたり決意した時点で家族の反対が出てきて、転職を諦めてしまう場合もありますし、家族の反対を押し切ってとか説得をして転職してしまう人など、結果は違いますが、転職時に家族の反対が有った人は少なくないのでは無いでしょうか?
でね、包み隠さず真実を伝えて家族の転職に対する反対を説得して納得させられる事が出来ないようであれば、その転職はちょっと考え直したほうが良いような気が致します。
家族を説得できないって事は確固たる理由を説明できないって事の証明にようなものでして、その状態では転職に失敗する確率が高いと思えますからね?
因みに家族の反対を乗り越える方法としては、転職を思い立った時に素早くそれとなく話を始めて、時間をかけてじっくり家族を賛成に引っ張り込んでしまう方法と、転職活動の事も一切家族に黙っていて退職日まで決定した段階で、初めて事実を家族に告げて説得も何も、決定事項として話してしまって、反対しても仕方がない状態にしてしまう二つの方法が有ると思います。
これは普段からの家族との関係や転職者本人の性格にもよると思いますが、後々の事を考えますと、やはり転職を考えた時点で早めに家族に相談して、納得、協力して貰っての転職活動がお勧めですよね?
何故ならば、多くの場合において、転職時の採用面接で今回の応募に関して家族は知っているのか?とか転職に家族は反対していないのかって事を聞かれるのでして、この時にまだ家族にも話していないようですと、採用面接官としては、こりゃ採用通知を出しても家族の反対によって、辞退するかもしれないぞっとか、この人は家族とコミニケーションが取れていないのでは?って思われてしまいますからね?
で肝心の家族の説得方法ですが、まずは現状と予想される転職後の状態を箇条書きにでも書きだしてしまう事からがスタートでは無いでしょうかね?
それが出来たら、想定される質問や反対される理由に対して、自分なりの答えを用意しておく事が必要では無いでしょうか?
家族の気になるって言いますか、基本的には今後の生活の不安が頭をよぎる部分が大きい訳でして、それはまあ今までちゃんと給料もボーナスも出ていて、少しで昇給が毎年行われていたら、転職後の安定に関して心配するのは当たり前の話ですし、誰でも100%転職に成功するわけでもなく、一定の割合で転職後1年以内に退職して再度、就職先を探す人もいる訳ですから、反対するのは、自分の生活だけでなく、本人の将来を思って反対している所も少なくないのですから、反対されても怒ったり意地になってはいけないのです。
時間をかけてじっくり説得してもOKが出ない場合もありますし、最終的には反対を振り切って強引に転職してしまう人も少なく無いのでは有りますが、それでも出来る限りの説明と説得を家族に対して行っておく事が転職の家族に対するマナーなのでは無いでしょうか?
この文章をお読みの方の中には今まさに転職を考えていて家族に反対されてどうしようかって考えている人もいらっしゃると思いますが、あなたの事も思って言ってくれているので有りますから、冷静に説得を試みる事をお勧め致します。