転職アドバイザーの活用

2022/8/15更新

転職アドバイザーの活用

営業マンが転職を考えて転職先を探す時に、転職アドバイザー(転職コンサルタント)を利用する事について、今回は書いてみようと思います。

転職アドバイザーとは通常、転職を斡旋する企業に所属する社員で、ボランティアでやっているのでは無く、出来るだけ多くの人材を自社を経由して転職先に送り込む事によって、成果報酬を獲得するために存在しますが、転職後のミスマッチが多発しますと、転職斡旋企業も今後の商売に差し障りが出てしまいますので、あなたが転職に成功するために親切にアドバイスをしてくれる反面、シビアに転職者の査定もしてくれますので、転職後に失敗しないように、第三者のシビアな目で客観的に判断して貰う事も時には良い結果を生む場合も多いと思います。

まず転職アドバイザーを利用するメリットとしては、履歴書の書き方に始って、具体的な職務経歴書の書き方を指導してくれる事が挙げられます。

転職を繰り返している人を除きまして、多くの転職希望者は履歴書も何年も書いていない場合が殆どですし、職務経歴書に至っては初めて書く人も多く、中々企業に受け入れられる内容を書く事が出来ない場合が多いのです。

転職アドバイザーを利用する場合に、まずはアドバイザーに対して履歴書と職務経歴書を提出しますが、ここで問題があればアドバイスを貰って改めて書き直す事になりまして、より良い形で記入する事が出来るのですから、これだけでもメリットはあると思います。

必要な書類を提出しましたら、転職アドバイザーとの面談になりますが、ここで過去の職務についての質問や転職先の希望についてのヒアリングが行われますが、漠然としたイメージしか持っていなかった人も、転職アドバイザーとの面談によって、具体的に自分の強みや転職先の希望に対するイメージが固まってくる場合が多いようですね。

実際の本番の面接試験と違いますので時間をかけて希望を伝える事もできますし、情報交換をする事も出来ますので、転職アドバイザーとの面談も、転職者の力になると思いますが、先に書きましたが転職アドバイザーも営利企業の業務の一環として、時には厳しい目で転職者を査定しますので、厳しい言葉が転職アドバイザーの口から出てきたとしても、それが現実ですから素直に受け入れる方が良いでしょうね?

さて、必要書類が揃いまして転職アドバイザーとの面談が終わりましたら、転職者にマッチする受け入れ希望企業がピックアップされますが、時には中々条件に合った企業が出て来ない場合が有ります。

これは、様々な場合が有りますが、転職希望者のスキルが低いとか、条件が高すぎるなど転職希望者側に起因する場合と、転職アドバイザーが所属する転職斡旋企業が求人希望企業の情報をあまり持っていない場合が有ります。
後者に関しては転職斡旋企業も得意分野が有りますので、相談する前に得意分野を単刀直入に訊ねてみたほうが良いと思います。

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