職業適性検査(試験)

2022/8/15更新

職業適性検査(試験)

採用試験におきまして適性検査なる試験を実施する企業が有りますが、今回はこの職業適性検査につきまして考えてみようと思います。

この職業適性検査はアメリカで開発されたと聞いていますが、忍耐力、発想力とか対人関係の構築など20項目以上にわたっての適性が数値化されて出てくるのですが、受ける方としてはそんな筆記試験で自分の内面まで本当に測定できるのかどうかは気になる所では無いでしょうか?

まあ見事に本人の性格や職業適性を測定できるかどうかは、人によって大きな隔たりが出ているようですが、このような職業適性検査を行う人事部とか採用担当者には2つの種類が有ると思います。

まず普通に考えまして、職業適性試験の結果を信じていて、この試験結果を元に採用を行う事によって、使えない社員を入れてしまったり、職業ミスマッチが発生する可能性が低くなると信じて積極的に採用するタイプが挙げられまして、こんな人の場合は、いかに面接結果が良くても、それよりも適性試験の結果のほうを重視してしまいますので、面接よりも適性試験対策を考えたほうが入社できる可能性が高くなるかも知れませんね。

もうひとつは採用にあたって人事採用担当者が自分の眼力に自身が無くて、もし適性試験の結果が良くて、他の入社試験や面接の結果も良好で、入社を決定した後に、実際には使い物にならない社員を入社させてしまった場合に、逃げ道として適性検査結果を使う場合でしょうね。

だって適性検査の結果はこんなに良かったんですから、私のせいじゃないですよねって感じですね。

それ以外には、あまり職業適性試験そのものを信じていないけれど、結構、分析結果は面白いので参考までに受けさせて結果を見てみようって感じの採用担当者も多いのでは無いでしょうか?

まあこーゆー採用担当者の場合は適性試験の結果がどうであろうと、自分で面接した内容を最優先で考えますので、迷った時以外は参考にしませんので、適性試験は入社に関係なくなってきますがね?

ただ、採用試験を受ける側としては、採用者がどのような位置づけで、職業適性試験を実施するのだか、全く不明ですので良く考えたら対策の立てようが無いのですよね。

ただ、色々考えて回答をしていきますと、優柔不断な性格と判定されますので、深く考えないで思いつくままに回答したほうが、良い結果を生むようですよ。まあ考えたって結果は良くなりませんからね。

では皆さまの健闘をお祈り申し上げます。

営業転職 コンテンツ一覧

新着記事