今回は今までのコラムでも何度か登場しています営業ノウハウについて改めて考えてみようと思います。
辞書で調べますとノウハウとは専門的な知識やその蓄積って感じで何処にも掲載されていると思いますが、では営業ノウハウって具体的にどんな物でしょうかね?
先ず最初に書いて置きたいのが、営業マンが商品を販売したり新規顧客を開拓するための技術や手法におきまして、様々な種類やケースバイケースの対応などが有りまして、そもそも営業ノウハウを探している人に限って、自分がどんな営業ノウハウを持っているのか? 又は自分に足りない営業ノウハウは何なのかってのを把握していない場合が多いのではないかと思います。
ですから、営業ノウハウを探そうと思ったら、漠然とした商品を売る為のノウハウではなく、もっと具体的に細分化した所までに目を向けまして、自分にとって必要な知識や技術を習得する事が営業ノウハウを身に付けるって事になると思います。
例えば
■飛び込み営業でチャイムを鳴らして声をかけて表に出てきてもらう手法や技術
■電話コールを行って初対面の面識の無い相手からアポイントを取り付ける技術
■顧客から新たな顧客を紹介してもらって、新規顧客開拓が楽に出来るようになる紹介営業の手法や技術
■お客が思わず中を見てしまう、目を引いて心を掴む、提案書や見積書を作成する方法
■特定の商品をお客に説明して、説明を聞いたお客が思わず買いたくなる話術
■ダイレクトメールを送って、高い確率で開封してくれて、レスポンスが高いDM(ダイレクトメール)を作成するやり方
■ダイレクトメールの送付先で確度の高い、送付先リストを入手する方法
■商談におけるクロージングで、断られない技術
■リース与信が通らない場合に、リース与信を通すやり方
■相手の印象に残るビジネスレターを書く書き方
などなど書き出せば本当にきりが無いのですが、これらが集まって営業ノウハウって事になってくると思います。
先ずは自分が扱っている商品を販売するために、どんな技術(ノウハウ)が必要になってくるのかを一覧表にして書き出してみる事をお勧めします。
次に自分がその技術(ノウハウ)を持っているのか不足しているのかを客観的に判断します。
そこまで出来たら、後は不足している自分の営業ノウハウを補うためにどのようにすればを考えれば良いのでは無いでしょうか?