今回のコラムでは営業成績と笑いの関係について考えてみようと思います。
先に結論を書いてしまいますと、笑いと営業成績に関係は有る、以上・・・ではお仕舞いになっても何ですからもう少し書き進めようと思います。
もしあなたが営業マン(もしくは営業レディ)だったとしたら経験が有ると思いますが、相手のお客が商談の間中ニコリともしないどころか、営業マン(もしくは営業レディ)ごときに、白い歯を見せてなるものかって感じで、むっつり押し黙ってる相手に当たった事は無いでしょうか?
※私の場合ですと、基本的にこのようなお客を前にした時は3分話して判断を致しまして、場合によってはさっさとその場を切り上げて対座してしまいます、まあ気持ちの問題ですが気持ちの良くない面談をしていても精神衛生上良くないですからね。
まあ良く言われる言葉で、月並み?では有りますが
■笑う門には福来る(わらうかどにはふくきたる)
とか
■笑いは会話(人間関係)の潤滑材
って言いますが、本当にそのとおりだと思いませんか?
勿論、営業マンが販売するために見え見えの作り笑いや、薄笑いを浮かべても目を見れば笑ってないってのがちゃんとわかっちゃいますので、それを超える演技力を身につけるか、心からリラックスしてお客と接するかのどちらかになると思います。
お勧めは後者でありまして、営業マンが落ち着いてリラックスしていて自然な笑顔が出ていれば、お客のほうもリラックス出来ますが、営業マンがもう自分の売上(営業成績)の事が真っ先に有って全身から売り込む気持ちが発散されていれば、お客だって敏感に感じて、身構えてしまったりバリヤを張ってしまいますので、ますます売れなくなるって寸法ですよね?
売れている営業マンは気持ちにも余裕があるので、リラックスして笑顔で商談出来るので、ますます売れて、逆に売れない営業マンは余裕が無いので商談中に笑いを持ち込む事ができなくて、益々売れないって図式も成立するのではないでしょうか?
同じ事が職場にも言える部分が有ると思いますが、緊張感の中にも明るさが必要って言いますか、全く笑いが無い職場ってのもどうかと思いますね?
追伸
営業マンと商談と笑いって事で考えますと、基本はリラックスだと思います、リラックスしていない状態では決して笑いは出てきませんし、出てきてもそれは作り笑いでしかないと思います。
営業マンは売れて居なかったり、売る気が強過ぎますとリラックスから離れていってしまいますが、時には意識してリラックスも営業には必要ではないでしょうかね?