社内で業務に没頭していますと、一日に一本は売る込みの電話コールがかかってきますが、最初の30秒の会話で時間を取るかさっさと切るかを決めてしまうのですが、殆んどの人が営業の売り込み電話コールに対しては最初の30秒の会話で、話を聞くか切るかを決定するのではないでしょうか?
さて私の場合のポイント(判断の分かれ目)ですが、売り込む商材の内容は関係なく、最初に会社名と用件を話して、こちら(私)の都合(電話で話をする時間があるかどうか?)を聞かれるかどうかです。
私が受けるのは殆んどの営業電話が、広告宣伝関係の営業電話なのですが、押しなべて元気の良い若い男性の営業マンの場合が多いのですが、こちらの都合は一切お構いなしで、いきなり用件~売り込みの本題に入ってきたり、質問をしてくる場合が圧倒的に多いのですが、そんな場合は100%の確立で、さっさと電話を切ってしまいます。
これはもう、営業の電話コール以前の話でして、電話なんて相手の様子や都合が分からない状態で電話をしているのですから、最初に相手の都合を聞くのは最低限のマナーだと思いませんか?
しかし、面識の無い相手に営業の売り込みの電話をかけるのですから、「今、ご都合は宜しいですか?」って聞いても多くの場合は、電話を切られてしまいますので、しゃべるポイントは有ると思います。
私の個人的な意見としては、初対面の相手に営業の売り込みやアポとりで電話をかける場合ですと、概ね次のような感じです。
「もしもし、○○株式会社の▲と申しますが、広告宣伝手法の営業でお電話させて頂きましたが、今3分ほどお時間宜しいでしょうか?」
ここで相手の返答は幾つかのパターンに分かれてきます。
■「一体何の用だ」
相手の反応ではこのパターンが一番多いと思いますが、明確な了解(OK)が出ていないのですが、用件の詳細を聞いてきているのですから、会話を続ければよいと思います。
この時のポイントは、先に結論を持ってきて簡潔明瞭に相手に伝えるべき内容を伝えて相手の反応を待つ事になります。
反応ってのは興味が有るか無いかって事ですので、反応を聞かないうちに売り込みやアポイントを取ろうとしては取れませんので、簡潔明瞭に伝えて反応を見るって事ですね。
■「今忙しい」
今忙しくて、電話口で営業マンと話をする時間が無いって言っている訳ですから、無理に会話をしようとしても、無駄な努力ですので「何時ならお電話しても大丈夫ですか?」って聞いてその電話コールは一旦終了にします。
後でとか、何時ごろなら良いって言われたらその時間帯に改めて電話しなおせば良いですし、もうかけるなって言われましたら、当分の間は電話しない事ですね、電話しても時間も経費も無駄になってしまいますからね?
■3分ならいいよ。
こちらの場合は勿論、会話を続ければ良いので有りますね。
まあ誰でもいきなり電話をかけてきまして、こちらの都合も聞かないで一方的に話をされたって良い印象を持たれる訳が無いのでして、電話コールで成功する為には最初の30秒で好印象を与える必要が有ると思いますよ。