数ある職種の中でも営業マン(営業職)は比較的に転職する率が高く、又ヘッドハンティングなどによる引き抜きの機会も多いのですが、今回のコラムでは在職中における転職の準備について考えてみようと思います。
さて、先ず改めて書くまでも無く、営業マンの転職の多くは在職中に、移籍先を決定してしまうのが普通でありまして、中には最初から腰掛けのつもりであったり、入社して数ヶ月程度で在職中の企業に見切りをつけてしまって、転職活動に目を向けてしまう営業マンも少なく無いのではないでしょうか?
勿論、企業としても特に売れる営業マンですとか、エース級であったり、元々営業社員の数が少ない状態ですと、簡単に止められる訳に行きませんし、ましてやライバル他社に転職されては大きな損失ですから、まず在職中に転職活動を行なう事はには、目を光らせているのではないでしょうか?
それでも、営業マンの場合は、外出するのが毎日ですし比較的、自分の裁量で時間を作り出す事が出来ますので、営業活動目的で外出した最中に、転職活動や会社訪問をしてしまう事も少なく無いですし、企業も完全には防ぐ事が出来ないのが実情ですね?
但し、格言って程ではないですが、今の仕事が順調にいっていない状態で転職活動を行なっても、あまり良い結果が出ない場合が多いですし、逆に絶好調の状態で出世もしてそれなりの課長職クラスまでの地位になっている場合ですと、ステップアップできる機会が飛躍的に増えるって事なので有ります。
って事はですね、転職するに当たりより自分をステップアップしたり、より高い年収を得る為の最高の準備は、今の仕事でノウハウや技術を高めて、ついでに?出世してそれなりの地位を獲得しておくって事になってしまうので有ります。
勿論、今の仕事が自分に向かないとか、上司とそりが合わないとか、諸々の理由で今すぐにでも飛び出したいって場合も有ると思いますし、今の仕事で結果が出ないから転職を考えるって方が圧倒的大多数ですから、今の仕事で実績を出して出世すると言っても、難しいことは重々承知の上で書いています。
しかし、がしかしですね、私も転職経験者ですが出来ればより高く自分を売り込みたいですし、逆に収入がダウンしてしまったり、今よりも格下の転職はしたく無いと皆さん思うのでは無いでしょうか?
一般的に営業マンを使い捨てって思っている企業は別にしまして、一般に職歴(キャリア)として認めるのは、同じ職で3年から5年は最低働いていませんと、実績とは認められないのが現実なのであります。
ですから、在職5年未満の方の場合ですと、転職の準備は今の仕事で頑張るって事になります。
ではそれ以上の期間働いていて、周囲も認める実績と地位を獲得している営業マンの場合はどうでしょうか?
その位のキャリアが有りましたら、転職支援サイトを活用する事も出来ますし、培ってきた人脈をフル活用して奔走するもよし、場合によっては外から声がかかる場合も有るでしょうね?
まあ兎に角、半年からの期間をかけてじっくり取り組んで準備さえすれば、転職活動は成功すると思いますよ?、なにせ長年の実績がちゃんと有る方なんですからね?