既存客への電話営業方法

2022/8/20更新

電話営業

電話営業

今回は営業マン自ら顧客に電話をする電話営業についてです。

※電話機や電話回線を販売する電話営業ではなく、既に知っている顧客に対して電話をかけて営業を行なう電話営業の事です。

ルート営業や既存の顧客の割合が高いセールスの世界で、訪問を省いて電話でセールスを行う場合があります。

会社でのイベントや展示会などの場合は、DMを発送してその後に電話を営業マンが手分けをして既存の顧客に対して電話をする特別な場合を除いて、日常的に既存顧客への電話営業が得意な営業社員と、余り得意でない営業社員がどうしても出てきます。

概ね電話営業が上手な営業マンは、普段から顧客との良好な関係が築けていて、電話で済ませられる事は電話で済ませて、時間と経費を節約している営業社員が多いのが事実だと思います。

逆に電話営業が得意でない営業マンは、普段から顧客と良好な関係が築ていないか、時間と経費に関する意識が希薄で、電話一本で済むところを、わざわざ時間と経費を無駄に使って、訪問してしまう場合が多いようです。

出来る営業マンは電話営業で売り込みをしなくても、電話でアポイントをしっかりと取っておいて効率的な営業活動を行ないます。

思い当たる節がある方は、一度電話の活用を考えてみたらいかがでしょうか?

既存顧客への電話営業の基本

先ず忙しければ直ぐに電話を切る事を告げること
○用件を先ず伝えること
  数点の用件がある場合は、要点がいくつあるのかを先ず伝える事
○ダラダラと話をしない事

基本的なトーク事例

「いつもお世話になっております。●●株式会社の■■です、今 お忙しければ電話を切って後でかけ直しますが5分ほど宜しいでしょうか?」

実は上記の電話が基本中の基本なのです。

最初に「今、忙しければ後でかけ直します」と伝えれば、そのまま会話が続けられるか、後で電話をかけなおしてゆっくり話が出来るかが、お客との会話の中で決定するトークです。

次に 具体的な内容を出来るだけ結論から伝えていけば良い訳ですが、私の所にかかってくる営業の電話の中で、最初の基本トークを飛ばして話を始める営業マンが非常に多いのですが、簡単な基本トークですので、先ず実践したほうが良いと思います。

電話営業のアウトソーシングについて

電話営業やテレアポにつきましては営業の世界(業務)において最もアウトソーシングが進んでいる分野の一つでは無いでしょうか?

それなりの高い単価設定になっているのですが、電話営業(テレアポ)が外注に出す企業が増えているって事はそれだけ、ノウハウを持っている企業が少なく、ノウハウが無ければ自社の社員で電話営業をしようとチャレンジしても、成果が上がりませんので、手っ取り早くアウトソーシングしてしまうのでしょうね?

面白い事に、電話営業専門会社(しゃれた呼び名でテレマーケティング企業)は、自社の新規顧客開拓もなにせ電話営業のプロが揃っているわけですので、自社で電話をかけて顧客開拓をしてしまいますので、業績が伸びるのも、もっともな話だと思います。

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