売れない営業マンと営業社員のコスト意識

2022/8/14更新

売れない営業マンと営業社員のコスト意識

ただただ売り上げ目標を達成すれば良いと思っている営業マンは多いのです。

営業マンが考えるべきコストの中で、最優先で考えるべきコストは時間なのです。

ありがたいことに、時間は世界中全ての人に平等に流れておりまして、営業マンも例外ではなく、月の営業日数が有って、一日24時間の中で、通勤時間や睡眠の時間や食事の時間諸々がありまして、残りが営業マンがセールスに使える時間でありまして、時間を有効活用する事が一番のコスト削減になる場合が非常に多いのです。

よくある例
■週単位での訪問計画が無く、行き当たりばったりの訪問で、移動時間ばかりに時間を費やして、肝心の正業をしている時間が非常に少ない

■資料を作ったり、見積もりを作る時間が必要以上に長く、社内でパソコンに向かっている時間が長すぎる

■お客に訪問しての営業活動よりも、社内営業や根回しに時間がかかっている

■朝の出発が遅く、営業に出かけるのが昼近くになってからで、出かけて昼食を取ってから、実際に営業をするのが午後から

■中身の無い訪問で、必要以上に一軒の顧客での滞在時間が長く、活動量が少ない

■喫茶店に寄ったり、コンビニによったりの、休憩が必要以上に多い

以上、こんな所でしょうか?
売り上げ目標を達成していれば良いのですが、売れない営業マンほど上記項目にあてはまる場合が多いのです。

追伸
営業マンのコスト意識を下げる要因として、仕事が終わっても事務所内でだらだらと時間を過ごしてなかなか退社しない風土になっていたり、仕事も無いのに上司が社内でにらみを利かせていて、上司が帰宅しないので、他の営業マンもなんとなく社内に残っている場合があります。

営業マンにとって一番持つべきコスト意識の部分は時間であります。

であれば、遅くまで意味も無く残っている風土を改める所から改善する必要がある職場も多いのではないでしょうか?

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