モチベーションは目に見えたりしない形の無い、心の中に有るのがモチベーションですが、売上げを左右する得体の知れない要素でもあります。
モチベーションとは動機付けと言いますか、営業マンがモチベーションが上がらないといえば、営業活動を頑張って、営業成績を上げる為の動機が希薄なので、やる気が出ないで行動に中々移れないって事になりますね。
こんな状態に対して、いくら上司が大きな声で「やる気を出せ」とか「気合を入れろ」とか「頑張れ」って言ったところで改善するわけも無く、もっともそんな掛け声だけで、営業社員のモチベーションが上がって、成績が上がるようであれば、世話無いのですね。
先に書きましたがモチベーションが上がるとか上がらないとかは心の中の問題でして、これに企業の場合は集団心理的な要素が入ってきます。
個々の心にプラスして職場の集団心理が入ってきますので、ある意味集団のモチベーションを上げていく方が、一人1人の営業社員のモチベーションを上げていくよりも、簡単であり又、難しくもあります。
簡単に書いてしまいますと
職場の半分のモチベーションが高い状態ですと、残りの半分のモチベーションを上げるのは比較的簡単ですが、職場の全員のモチベーションが下がった状態では、全員のモチベーションを上げるのは非常に難しい状態になってしまいますね?
※この職場全体でモチベーションが上がっていない状態の場合はほとんどの場合、職場のリーダーや責任者の資質に関係する場合が多いようですので、そうなってしまった場合は、管理職やリーダーを交代させるべきでしょうね。
モチベーションは目に見えない実態の無い、気持ちの問題ですが営業社員の場合は、自ら仕事を追いかけていって、成果を持ってくるのが仕事でありますので、モチベーションが下がった状態では、能力有る営業マンでもスランプになってしまうのです。
目には見えませんが、自分自身で上がっているとか、下がっているってのもわかりますし、相対して話をしているとモチベーションで満ちあふれている営業マンは話していても感じるものがありますよね?
呪文を唱えてって訳には行きませんが、自分自身をコントロールする能力も多少は影響しているのかもしれませんね?
集団全体のモチベーションが下がってしまっている状態を変えるにはやはりリーダーの存在がキーになってきますね、職場の責任者が変っただけで短期間で職場の雰囲気が明るくなって、やる気が出てきての類の話はよく見聞しますが、会社のようなピラミッド構造では、より上に立つ人間の存在や影響力が大きいのです。
例えば、部下を何人も持っている営業管理職の人間が自ら自分のチームのモチベーションの低さや、やる気の無さを部下のせいにして愚痴っているようでしたら、即 リーダー交代しかないでしょう。
監督が変ってチームが急に強くなった事例に困らないプロ野球の世界では当たり前の話ですよね。