ドアtoドアの営業とも呼ばれ個人一般宅を回って商品を販売する営業スタイルで減ってきているとは言えまだまだ頑張っている方も多いですし、新聞の営業など個人宅への飛び込み営業以外にやりようがない営業方法の場合もあります。
この飛び込み営業に関しては、営業マンの中でも個人宅への飛び込みだけは、もう絶対に出来ないとやらない営業マンも非常に多いですし、イヤイヤやっている方も多いのではないかと思いますが、それほど根性を必要とする営業スタイルとも思えます。
私の思うところ、飛び込み営業の成功方法は1に根性、2にノウハスやスキルで数値とか分析は3番目の話になるのではないかと思いますが、3番目の話について少々書いてみようと思います。
ピンポン~ インターホンやドアチャイムを鳴らすことから個人宅への飛び込み営業は始まります。
単純に飛び込み営業の成功(成約の向上)について数式化すると
<A>訪問件数×<B>応答率(ドアを開けて話を聞いたくれた率)×<C>成約率
になります。
ごくごく単純に考えると
<A>訪問件数をより多く
<B>応答率(ドアを開けて話を聞いたくれる率)が上がって
<C>を上げていく事になります。
<A>訪問件数は順序良く次々ピンポンしていく事で途中で飛ばしたりしないことですね。
慣れない新人営業の方の中には、門構えとか外観で躊躇して飛ばしてしまう事がありますが、結果的には訪問件数が落ちてきます。
実は慣れない新人営業の方ほど、B・Cが下がりますので、なれない新人さんほど、訪問件数を増やす必要があるのです。
不在の場合はしかたがないですが、今のご時勢においそれとドアを開けてくれる個人宅はめったにいませんね?
実は個人宅に対する飛び込み営業の成功の肝は、この訪問をしてドアを開けてくれる率をいかに高めていくかにかかっていると言っても過言ではないでしょうか?
基本
なんとかドアを開けて話をしたいと思って、自分の正体をしっかりと話して、何の目的で訪問しているかをはっきりと話をしなかったり、本来の目的を隠して訪問をする営業がいます。
本当は何かの商品やサービスを紹介して売り込もうとして訪問しているのに、
<ご挨拶回りで回ってます>とか<近所で・・・>など努力しているつもりでしょうが、あまりお勧めできないトークを使う飛び込み営業マンがまだまだいますね?
家の中にいて突然の訪問者が誰で何の目的で訪問してきているかが分からなかったり、意味不明な訪問では絶対にドアを開けませんね。
分かりやすく、相手が興味があるかないかを判断できて、興味があったらドアを開けてくれる位の気持ちでトークを考えてみたらどうでしょうか?
私が個人宅訪問を行った経験から感じたノウハウをいくつか紹介します。
会社名や名前の書かれたネームカードや名刺をネームカードホルダーに入れて首からぶら下げることにより、住宅街やマンションの敷地を歩いていても怪しまれる確率が減るでしょう。
TVインターフォンのレンズに目線を向けてしまうと、室内でインターフォンに出た住人は視線が合ったように感じ、「恐いっ」と思ってしまいます。
少し視線をそらすことにより心理的抵抗が減り応答率(ドアを開けて話しを聞いてくれる率)が上がることでしょう。
飛び込み営業は精神的にも肉体的にもきついスタイルですが、特に販売する気持ちが強すぎても長続きしないと思います。
ですので飛びみ営業で一般宅を訪問して回る場合、気持ち的には「探す」気持ちが大切ではないでしょうか?
宝探しではないのですが、買ってくれるお客が見つかることを信じて一軒一軒探して回る気持ちで営業活動を続けていったほうが、長続きすると思いますよ。
まあ見つかりそうで見つからない、見つからないから見つけたい・・のような詩を口ずさんでも始まりませんが、あと一軒と個人宅を順番に飛び込みませんと、営業できる確率は全くのゼロなのでありまして、行動する事によって可能性が少しずつ高くなることでしょう。