正直なお客様への説明だけで、楽々販売目標を達成できる営業社員は幸せな方といえるのでしょう。
自社商品の販売にあたり、商品の説明やお客様からの質問に対して、営業マンが正直にありのままを話してしまうと、販売に苦戦するので・・・
・口を濁してはっきりした事を説明しない
・話題を逸らす、又は話題をすり替えて説明をしてその場を切り抜ける。
・嘘は言わないけど、本当の事も話さない
等々のテクニックを駆使して日夜販売に奮闘をされてる営業マンの方も多いと想像します。
例えば、故障が非常に多い機械を販売している営業マンが、お客様から
「ところでこの機械は故障は多いの?」
実際に故障が無茶苦茶多くても、営業マンはその機械を売るのが仕事ですから、なんとか質問に答えつつ、販売にもっていかなくてはならないわけです。
例えばこんな回答です。
「機械物はどんな機械でも故障が有りますよね、当たり外れも有りますから、では弊社のアフターサービスについて説明させていただきます。」
他には
「実は同じ機械を先日購入頂きましたお客様がいまして・・・・実は納品後1週間しまして、こんな不具合が発生しまして・・・・」
結局、故障が多発している事について、少ないとも多いとも言っていませんし、嘘もついていませんが、本当の事も言わないわけです。
この、テクニックに付きまして、良いかどうかの判断につきましては、お任せいたします。
最近はお客も営業マンのテクニックに関して知識を持っていますから、さらに突っ込んで結論を求められる場合も有りますので、下手に切り抜けようとしても、さらに追求されて逆効果になってしまう場合がありますので、注意が必要ですね?
切り替えし話法ってよりも応酬話法って言ったほうが分かり易いかもしれませんね。