他の職種に比べて営業職の人間は転職する率が高いようですね。
正確な統計データーは無いのですが他の事務職や技術職と比べて営業マンの転職の率は他の職種に比べて群を抜いて高いはずです。
求人情報でも営業職の募集は何時見ても多いのですが、営業マンに転職が多いのは何故でしょうか?
これには幾つかの理由が考えられます。
■営業マンを雇う企業側では、戦力にならない営業社員を我慢して育てて行く体制が無い企業が多く、売れない、成績が上がらない社員は退職していく。
そして退職した営業マンが他の企業で営業職の募集に応募する
■営業職の給料は企業によって格差が大きいため、より高い給料を求めて転職する営業マンが多い
■営業の仕事は基本的にどこの企業でも苦労が多いのですが、「青い鳥症候群」的に、より高い報酬を求めての転職が営業マンに多い。
といったところが考えられますね。
営業社員の確保に苦労している一部の業界でも、営業マンは転職が多いですから、それでも応募がそれなりにあるわけですね。
まあ転職に対しての世間の目も昔と比べまして、暖かい目になってきていまして、これはキャリアアップとかの言葉の置き換えでイメージが変った部分が多分にあると思いますが、営業マンの転職はずっと多いままなのではないでしょうか?
医療や工作機械・不動産営業など業界の専門知識を必要とする業界においても、同じ業界内を会社を変えて転職する営業社員は非常に多いですね。
この場合は、ある程度のキャリアアップの意味合いが強いと思います。
追伸
営業マンの転職に限らず、綺麗な退職をして次の職場に就職できる人間は、成功する可能性が高いって言われますね?
確かに、綺麗な退職が出来る条件としては一定以上の貢献をしたうえで退職する必要が有りますので、綺麗な退職が出来る人間は次の会社に行っても、仕事が出来る可能性が高いのも間違っていない話だと思いますが、水に合わない職場から、次の会社では水を得た魚のように、実績を上げる営業マンも少なからず存在しますので、営業マンの転職の場合、成績が上がらないので職場を変えて商材を変えて新規一転の転職も有りだと思います。