営業社員の中途採用

2022/8/13更新

営業社員の中途採用

35歳以上の営業マンの中途採用は非常に難しいと思います。

どんな業種でも中途採用は非常に難しいのですが、営業社員を中途採用する場合は、即戦力としての採用の場合が殆どでしょうから、なおさら難しいと思いますね。

正確なデーターは有りませんが、35才以上の営業社員を中途採用して、当初の目論見どおり即戦力で使えた社員を採用できた、中途採用の成功率が80%を超えている企業は非常に稀ではないでしょうか?

これが、同じ業界からの転職者であれば成功率もある程度の高確率が出ているでしょうが、他の業界からの転職であれば、非常に厳しいのが現実だと思います。

では採用時によく注意して採用を決めれば良いのですが、他で成績不振の営業マンでさえ35歳を超えていれば、一応は営業マンですから、それなりに取り繕って自分を上手に売り込んでくるわけですから、中々見極めるのは難しいですね。

自分の過去の経験から書いてしまいますと、営業社員で同じ企業に2年以上在籍しないで転職しているようですと、転職先でも使えない可能性は非常に高いと思います。

その他、転職の理由については、それこそ根掘り葉掘り、前職での業務内容や成績についてもそれこそやはり根掘り葉掘り聞く必要があると思います。

前職で営業マンとして優秀な成績を収めていたとの答えが返ってきたとすると、じゃあ何故転職をするかの理由を詳しく確認をとる形ですね。
営業マンの転職は、成否の差が非常に大きいですから、採用する側も注意深く採用しても、思ったような戦力にならない場合が多いですし、転職する営業マンも意気込んで転職して、いざ営業活動を始めたら思うように成績が上がらない事例は多いですからね。

追伸
自分の営業力に自信がない管理者ほど、中途採用の営業社員に過大な期待をして、即戦力として採用して、後で当てが外れる場合が多いと聞きますよ。
私自身、営業畑での30~40才の中途採用者を沢山目にしてきましたが、これが両極端の場合が殆どで、営業成績が上がらず職場にも溶け込めないで短期間で退職してしまう方と、来るなり短期間で成績を伸ばして昔から居たように馴染んでしまう人とに別れる場合が多く、その中間の事例は非常に少なかったと記憶しています。

まあ企業にとって大切なのは中途で即戦力を取るよりも、新入社員を教育して短期間に即戦力にする能力のほうが必要ですよね?

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