営業社員とネックストラップの効果

2022/8/13更新

営業社員と名札の効果

営業マンが商品やサービスを販売する場合、お客との信頼関係は非常に大切ですね?

信頼関係を築くのは、お客が営業マンや所属する企業についてどのくらい知っていて、信頼してくれるかどうかを判断するわけですが、営業マンの名前を覚えてもらうのは、小さいようで実は非常に大きく、大切な事なのであります。

店舗で販売している、つまりお店を構えていてお店の信頼があるカーディーラーでさえ、最近は名札を付けている場合が多いですよね?

まあ、よほど変った名前を別にして、営業マンがお客と初対面で名刺を出して、自己紹介をして次に数日開けて訪問した場合、営業マンの名前を覚えていないことも非常に多いのです。

この場合は、名札をつけていると初対面の段階でも名前を覚えて貰える確率は非常に高くなりますし、二回目の訪問のときでも、たとえ営業マンの名前を忘れてしまっていても、値札の名前を見て名前を思い出す事ができるわけです。

営業の世界におきまして、お客が営業の事を信用して契約になるには、非常に多くの要素が有りまして、商品やサービスの内容や金額、会社の信用力や営業マンを信用するかなどの要素の一つに、営業マンの名前を覚えているかどうかも含まれます。

違う見方をすれば、名前も知らない営業マンからは絶対に何も買わないって事ですね。

名札を付けたからといって、すぐに売れない営業マンが売れるようになるとは限りませんが、名札の効果は大きいのです。

※名札を付ける場合、読めないような小さい字で書いてあるとか、名刺を入れてあるだけでは相手に読めませんから、はっきりとわかる大きさで、場合によってはふりがなをつけておくくらいの親切さが欲しいですね。

追伸
コンビニエンスストアですとか、ファミレスなど名札をつけて名前を覚えてもらっても効果の薄い業界で名札が使われていて、新規顧客開拓の営業マンなど、とにかくまずは自分の名前を覚えてもらう事が大切な営業マンに名札を使わないのが現在の状況ですね。

新規顧客開拓で挨拶が出来て名刺交換が出来たとしても、次に訪問するときには多くの場合、会社名も営業マンの名前も忘れてしまっているのが一般的ではないのでしょうか?二度目の訪問時にお客はなんとなく見たことある顔だと思って対応をしてくれているが、名前を忘れてしまって、会話している場合も多いのです。

名札の効果は想像以上に大きいのですが、活用できている営業マンも少ないのではないでしょうか?

追伸2

名札のイメージと言えば、新入社員のイメージが強いのですが、ベテラン営業マンの方ほど、値札をつける事に抵抗がある場合が多いのでは無いでしょうか?

どちらかと言えば、ルート営業よりも飛び込み営業の場合のほうが効果が大きいとは思いますが、ルート営業であっても時として新規顧客開拓を行わざるを得ない場合もあるのであり、普段から名札を付けていないとしても、営業バッグの底の方にでも、入れておいても邪魔にはならないのではないでしょうか?

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