企業と企業でも個人でも営業マンでもお客でも2つの存在に利害関係が絡んできますとそこに力関係ってのがいつの間にか確立されるのでありまして、今回のコラムではそんな事を思うままに書いてみようと思います。
普通に考えますと、売る側と買う側では一方的に買う側が強いって思われますが、これが不思議な事に逆転している場合も少なくないので有りますね?
例えば大きなメーカーと小さな販売店の関係ってのが一番分かりやすいと思います。
物やお金の流れってのはメーカーが小売店に仕入れてもらって売って貰っているので有りまして、表向きは小売店のほうが立場が上って事になっていますが、実情は随分と違うのでは無いでしょうか?
このあたりの実情と言いますか詳細は部外者の私は書く事を差し控えたいと思いますが、力関係の逆転になる要素については考えてみたいと思います。
それは、商品力(開発力)に始まりまして、テレビコマーシャルを始めとする広告宣伝によって確立されたブランド力や、販売ノウハウなどを小売店はメーカーから商品と一緒に供給されているから、経営が成り立っている場合が少なくなく、メーカーとの関係が終わってしまえば、事業の継続が難しくなってしまうからに他なりませんね?
つまり今回のコラムで何が言いたいかと申しますと、営業マンとお客(顧客)との関係におきまして、営業マンとしては勿論良好な関係を構築する中で、上下関係(下になる)にはなりたくないと思っているのでは無いでしょうか?
ではその望みをかなえるには、何が必要かってのを今回書きたかったわけです。