新人研修ってのは右も左も分からないで入社してきた新人社員を、一丁前の社員として使えるようにする為の第一歩なので有りますね?
これから書く事は具体的な統計資料など客観的に説明できるバックボーンは何も無いのですが、新人研修がしっかりしている企業は総じて離職率が低く、逆に新人研修をおざなりにしている企業は総じて離職率が高いような気が致します。
まあ仕事の内容にもよりますが、多くの場合完全に一人前の企業人まで成長するには最低でも一年間はかかるので有りまして、企業によっては入社直後の新人研修の他に定期的に一人前になるまで、新人研修を行う企業も少なくないですよね?
入社した後は現場任せ、配属先の上司が研修担当って良くあるパターンでもそれはそれでうまく新人教育が出来ている企業も少なくないのですが、その場合は配属先の教育係の力量の差によって新人の成長が全然違ってきてしまう場合が出てきてしまいます。
※集合研修でも教育担当社員のレベルが低いと、新入社員全員のレベルが上がらない事になってしまいますがね。
話を離職率もからめて書いていきますと、退職理由ってのが仕事が面白くないとか、職場の人間関係とか、上司が気に入らないってのが3大理由だと思いますが、それらを緩和するのが、同期の仲間ってやつのような気が致します。
新入社員がたった一人であっては無理な話ですが、研修=勉強ってだけでなく、同期入社の仲間が、顔を揃える機会って側面もあるのでして、見えない離職率軽減に役立っているような気がするので有ります。
追伸
個々の社員にとって離職、転職の判断はケースバイケースになると思いますが、企業にとっては人をひとり雇い入れて使い物になるまでのコスト負担は大きいのでありまして、離職率は下げたいですよね、きっと。