お客の言う事が間違っている時の対応について考える

2022/8/17更新

お客の言う事が間違っている時の対応について考える

このコラムをお読み頂いている営業マンの方の多くは経験していると思いますが、お客との対応の中で、どう考えてもお客のほうが間違っているとか、筋が通らないとか、無理な事を言っているって時が有ると思いますが、今回のコラムではそんな事について思う所を書いてみようと思います。

日本の諺や言い伝えには”無理が通れば道理が引っ込む”とか”短気は損気”とか”お客様はかみさんです”とか色々有りまして、確かに簡単に白黒つかない場合を除いても黒を白って言い始める人間性に問題が有るお客は存在いたしますね。

※今の日本は消費者=正しいって考えや、お客を甘やかし過ぎてきたって現実が有りまして、どこかの評論家が言っていましたが、それを広めたのはファーストフードを始めとするフランチャイズ展開の店舗におけるマニュアルだそうです。
親のお金で来店した小学生相手にまで、お客様とか敬語を使って一人前の人間として扱ってしまっているので有りまして、世の中には甘やかされた消費者がどんどん出てくるので有ります。

さて本題に戻します。
損して得取れって気持で、実利が有るのであれば営業マンの判断によって時には自分を曲げる事も構わないと思いますが、その逆のパターンでお客が間違った事を主張していてそのために、こっちが損失を出していまう場合は断固として自分の意見を主張すべきでしょうね?

私の個人的な考えとしては、こちらに対して利益をもたらす人はお客であって、利益も何ももたらさない人は、あくまでも対等の立場でどちらが上だとか下だとかってのは一切無いと思っています。

ここで声を大にして言いたいのは、頭を下げたり相手の言い分を聞いていればその場が収まるって安易な考えを持ってたら、それは止めたほうが良いんじゃないですかって事です。

営業マンだって筋を通すべきとき所はちゃんと筋を通しましょうねって事が今回の結論なので有ります。

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