企業の危機管理とコストに関する考察

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自然災害や人災に始まり、他企業の余波を受けての連鎖倒産などがマスコミで出てくるたびに、評論家っていうんですか?最近ではコメンテーターって言うんですか、そんな人たちが決まり文句のように危機管理をしっかりやっとくべきとか、分かったような顔をして偉そうに喋ってますが、あのねーそんな事は経営者だって分かっている場合が殆どで、分かって無くても頭の片隅に入っている経営者が多いのですが、それには当然の事ながらコストがかかるって事なんですよ。

例えば気候の変動や自然災害に備えて危機管理を行うって事になりましたら、保険を掛けておくとか、仕入れ原材料を多めに在庫を抱えておくって事になってくるのですが、タダじゃ出来ませんよね?

保険に入るには当然の事ながら保険料を支払う必要が有りますし、仕入れ原材料の在庫を増やせば、資金の回転率は落ちますし、在庫の管理や場合によっては倉庫などの場所の確保などこれも当然の事ながら資金が出て行くって事になりますね?

花咲かじいさんを別にして地面からお金が出てくる訳は有りませんので、その分は商品の販売価格に転嫁したり、従業員の賃金をカットしたり、人員整理でもしませんと危機管理分のコストがそっくりそのままマイナスになってきてしまいますね?

さて今はほんの一例だけ危機管理について書いた訳ですが実際に企業が経済活動していくには、実に多くのリスクが存在しているので有りまして、実際のところそれら数多くのリスクに対して全て万全の備えをした日には、とても市場で販売できる商品やサービスを提供できる企業は有るとは思えないのです。

もう少し書きますと、危機管理なんて一切無視して市場に安く良い商品を送り出すって事をやって、利益や市場シェアがとれて安定した状態になって初めて、危機管理に目を向ける余裕が出来る企業が多少は出てくるってのが実情ではないでしょうかね?

まあね、評論家ですとかコメンテーターに言われなくたって、経営者なんてコストと危機管理のバランスを考えながら企業のかじ取りをしているので有りまして、何の責任もない部外者に気楽に言わないで欲しいって思いますね?

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