一般に営業職に携わる社員は元気が良いほうが向いているって事になっていますが、まれに大声だけが取り柄のような、無駄に元気な営業マンと遭遇する事が有ります。
ハッキリ言って耳がガンガンするだけで有って、面と向かって具体的な商談をしたいとは思いませんし、やたらと必要以上に大きな声で話をされても、意味のない事でありまして、そんな風に感じているお客も多いのでは無いでしょうか?
勿論、聞き取れないほどの蚊が鳴くほどの小さな声でとか、近寄って耳をそばだてないと分からない感じでボソボソしゃべる営業マンてのは論外なので有りますが、ハッキリ言って営業マンにとって地声が大きいって事は、差別化にも何もならないと思いませんか?
まあ、商談の最終段階でのクロージングの際に多少迫力ある大声で、クロージング決定率が上がるのかもしれないですが、競合(あいみつ)での導入先決定において、声の大きな営業マンを選ぶって事も少ないのでは無いでしょうか?
私が思うには営業マンにとって必要な事は、伝えたい事がちゃんと相手に理解してもらえる会話術なので有りまして、声が大きければ相手の頭に入ってくって事はあり得ないと思うので有りますね?
必要なスキルでしたら、どちらかと言いますと、間の取り方で有り、抑揚の付け方であり、適度に相手(お客)にもしゃべってもらって会話として成立させるって事だと思います。
今、売れないからってその原因を声の大きさと考えているとしたら、それはちょっと違うんじゃないかなって思いますね?
私の知っている限り、トップセールスマン、伝説の営業マンは全般的にそれほど声は大きくなので有りますね?