世の中の商売の多くは、どこかからか商品を仕入れて販売する場合が多いものですから、間に入って儲けるって事は極々一般的な事なので有りますが、消費者の目から見ますと、見えないところで間に入って、商品を又は伝票のみ自分の所を通して売上や利益を確保するって事に、時には色々言われる場合が有るのですが、実はこの手の商売ってのは商社って言われる形態が代表的なもので有りまして、とっても多いんですよね?
まあ中には節税対策の為にペーパーカンパニーを作りまして、わざわざ間を通して利益を落として、節税を行うって場合も有りますが今回のコラムでは触れないでおきましょうね。
ここで、この間に入って儲けるって事を別の言い方を致しますと、一つの商品が消費者の手に渡るまでには、実に沢山の手を渡って届けられるって事が言えると思うのですが、小売業の世界では流通経路を出来るだけ省いて、中間マージンをカットするって流れが有りますよね。
そこで、中間をカットするには販売量を一定以上確保する必要が有るのでして、必然的に合併や淘汰、多店舗展開を行う事によりまして、小売店の規模はどんどん大きくなり、販売力が増大し、問屋や商社を通さないで直接メーカーや生産地からの仕入が増えてきているのですよね?
となりますと、間に入って儲けるって手法が使えるエリアと言いますかフィールドが、狭くなっているのでは有りますが、逆にワールドワイドの商品流通によって売上を伸ばしている商社だって有りますね。
つまり、商社も情報量ですとか国際的なネットワークの拡大によって、ビジネスチャンスが増えているって事なので有ります。
と書いて見ますと、今後は小規模なビジネスが通用するエリアっては、減ってくるような気がするので有りますが、大きなビジネスの脇には必ず隙間ってのもあるんですよね?
目端を利かせてスピードが求められるので有ります。