腰を据えて仕事に取り組む

2022/8/17更新

腰を据えて仕事に取り組む

独立開業して約10年、コンピューター業界では20年ほど働いている事になりますが、腰を据えて仕事に取り組む、それも数時間とかの単位ではなく、数年間レベルでじっくりと仕事に取り組むって事が出来ない、堪え性のない経営者がこの業界には特に多いですね。

まあ一見競争が激しいこの業界で曲がりなりにも、私がやってこれているのも、他の企業の堪え性の無さが幸いしているとも言えるのですが、つくづくそう思いますね。

例えば何かを販売する目的でサイトを開設したとして、余程の事が無い限り、一つのサイトが、安定したアクセス数を確保して効果を出せるようになるまでには、最低でも一年以上の歳月をかけて、サイトコンテンツの充実を図っていく必要が有りまして、その間はひたすら、じっくり腰を据えて仕事に取り組む必要が有ると思っています。

これは、新規事業ですとか新規プロジェクトにも同じ事が言えるので有りますが、私の見ている限り、実行力や決断力が有ると思われている経営者の方にも、腰を据えて取り組む事が苦手な人が多いように感じますね。

つまり、思いついてとか新いアイデアが目の前に出てきた場合、スタートするまでの決断や最初の集中力は、常人以上なのでありますが、その後腰を据えて取り組む事が苦手で、短期間に収益なり成果が出てきませんと、もう継続が出来ない人が実に多いように感じますね。

まあ、普通に1年とか2年かけて磨いていけば、ちゃんと物になる可能性が非常に高くても、それが見えていないのか、見ようとしないのか、私には分かりませんが、とにかく堪え性が無いって感じの人が多いですね。

まあ私としては、そんな方とジョイントさえしなければ、あっしには関わりの無い事なので有りまして、逆に助かっている部分が大きいのですから、別に良いんですがね。

追伸
私の周りで、そんな仕事の投げ出しに近い形の事業撤退がまた一つ有ったようで、今回のコラムの内容になりました。
まあ実際に内情を全て把握している訳ではないのですがが、外部から見まして投げ出す形になってしまうのは、再起の道も閉ざしてしまうのでありまして、気をつけたいところですね。

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