口コミ商法

2022/8/17更新

口コミ商法

まず最初に書いておきますが、口コミ商法ってのは厳密にいえば存在しないのでありまして、意図的に口コミを誘発するような手法がとられる事もありますが、概ねうまく機能していませんし、最近ブログを利用した口コミのように紹介料とか記事執筆に関する報酬が発生している場合では、純粋な口コミとは言えないでしょうね?

そもそも人間関係が希薄になってきている現代日本で、本当の意味で口コミだけで爆発的に商品が売れるって現象は、中高生あたりの年代位で有りまして、それ以外をターゲットとした商品では出てこないと思います。

もう少し詳しく書きますと、口コミ商法(もどき)を後押しして火を付けているのは実際にはテレビを始めとするマスコミなのでありまして、ちょっと小耳に挟んだレベルだったり、スポンサーの意向などにより、実際にはそれほど(全く)話題にもなっていない商品を取り上げて意図的にブームを作り出しているに過ぎないので有りますね。

まあその辺りはちょっと考えれば分かる事で有りまして、テレビや雑誌などでは毎日とか毎週なんかしらの流行り物を取り上げるコーナーが有った場合、まさか休むわけにはいきませんし、それが毎回やってくる訳ですから、ちょっとでも話があったら取り上げざるを得ませんし、視聴率の関係から、それなりに絵を作る必要が有りますからね?

ですから、商品の市場への浸透を考える際に、あたりまえの口コミ商法ってのをやっても、流行る時は流行りますがいつになるのか分からないので有りまして、マーケティング対策のプロにもなりますと、本当の意味の実際の口コミなんてあまり考えていなく、マスコミ対策を考えているのではないでしょか?

この商品は良い商品だから口コミで絶対売れるって思っていても、マスコミの力はそれ以上強大なのでありますね。

まあ、熱しやすく冷めやすいにに日本人でありまして、近年さらに磨きがかかっていますので、長くブームが続くって事は少ないですがね?

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