営業マンをかかえる営業部隊の中には営業アシスタントの名目で営業の補助的な仕事を任せて、営業マンから雑用を減らして営業に裂く時間を増やして営業成績を底上げしようとしている場合が有りますが、今回は営業アシスタントの仕事について思う所を書いてみようと思います。
一般的な営業アシスタントの仕事としては、見積書/提案書の作成の手伝いや、伝票処理のサポートが多いと思います。
確かに、営業マンの中には事務仕事を机に座って行なう事が苦手な人も多く、見積を書く場合の仕入先からの仕切の確認や原価計算や、資料をまとめる事等、場合によっては半日以上の時間を費やしてしまい、営業に出て行く時間が少なくなってしまいますので、上手く営業アシスタントの方を活用できれば、営業効率は上がってくると思います。
その他、データ入力を営業アシスタントの方の仕事としてデータ入力が有ります。
データ入力の内容として多いのが、日報から顧客管理の為に顧客データや受発注のデータを入力して、営業マンの活動や結果をデータ入力する事で、営業データを蓄積されていく訳です。
このような営業アシスタントを在籍させている企業は極々少数(一部大企業)での話だと思います。
※営業アシスタントの仕事を事務の方がやっている場合は有りますが。
しかし、企業が有る一定の規模になってきた場合、場合によっては営業アシスタントの導入を考えたほうが良い場合も多いと思います。
それは営業マンの1ヶ月の行動を集計してみまして、営業以外の見積を作る作業ですとか、顧客管理台帳に情報を入力する時間ですとか、人に任せられる時間が多くなってしまっていて、本来の営業活動に費やす時間が少なくなっているようでしたら、アシスタントの導入を考える必要があるかもしれません。
多くの営業マンは外に出て営業活動を行なう以外の様々な作業は苦手であったり、顧客管理の為のデータ入力など手間の掛かる割りに、自分の売上に直結しないような作業はおろそかにしてしまう方が多いのが現実ではないでしょうか?
日常の営業マンの行動の内容を把握してみて、雑用が多くなってしまっていて、営業活動時間が少なく実績が思うように出ていない場合などは、営業マンの社内での作業を軽減して、営業本来の仕事を増やすことを考えても良いかもしれませんね。
追伸
多くの方は、見積を作ったり資料を整理したり、顧客管理のためにデータを入力する事も、営業活動の一環で営業マンの仕事の一部だと考える人が多いのが現状だと思いますがね。