営業マンに限らず企業/会社に勤めれば上司はセットで付いてくるのでありまして、全てが良い上司な訳も無く、嫌な上司の下で働かなくてはならない営業マンも数多く存在するのであります。
しかし最初に書いておきますが、営業の世界での管理職/上司の場合、部下に好かれる一辺倒では仕事にならない場合も又、あると思います。
上司の中には良い上司でいたいと思いながらも、使えない部下の為に心を鬼にして厳しく部下を指導している場合もある事をわかってもらう必要がある場合も有ります。
但し、そのような場合を除いても相当数の嫌な上司の存在も数多いので有りまして、いやな上司の存在のために転職を考えてしまう営業マンも少なくないのではないでしょうか?
まあ多くの営業マンの場合、昼間は外に単独で営業活動に出て行ってしまうと思いますので、朝の小一時間と夕方の時間と、たまにある嫌な上司との営業同行を乗り切れば良いのでありまして、内勤での就労よりも時間的には短いので有りますが、営業成績が芳しくない場合は、内勤よりも対応が大変かもしれないですね。
私の知っている優秀な営業マンの話をここに書きますが、その方は大学を卒業して、とある企業の営業部に配属されまして、元来営業センスが良かったのか同期の中でもトップの成績を残していましたが、何故か上司との折り合いが良くなかったせいか、成績の割りに社内では上司に言われ無き叱責される事が多かったようです。
※営業成績が良い分、思った事を堂々と口に出して発言する所を生意気と思われたように思います。
その営業マンはよく、「絶対にこの会社で出世して、あの上司より上に立つまで絶対に辞めない」と事有るごとに話していた事を覚えています。
結果は途中で営業マンは他の営業所に転勤して部長まで出世していますが、嫌な上司は途中で転職してしまいましたので、上に立つことは出来ませんでしたが、嫌な上司の下にいても、いつかは見返す気概を持って営業活動に励みましたので、転職する事も無く、出世出来たのだと思います。
嫌な上司の部下になってしまって、くじけてしまったり転職してしまっていたら、例え他の企業に転職したとしても、転職先でどんな上司が存在するかは分かりませんし、自分にとって良い上司の下に配属される可能性のほうが低いと思います。
もちろん、個人の判断で転職したり配属先の変更を会社に願い出たりする事も自由ですし、なんとか上司に取り入ろうと努力する場合も有るとは思いますが、どんな会社でも嫌な上司の1人や2人は必ず存在すると思っていたほうが良いでしょうね?
追伸
嫌な上司の下で頑張って長年働いてきて、やっと出世をして自分が上司の立場になって場合、必ず良い上司になるかと言えば、そうでない場合も多いようでありまして、こんな上司になりたくないと思いながら、イザ上司の立場になると、同じような嫌なタイプの上司になってしまったりと、分からないものですね。