営業力とは結果から推し測る事は出来ますが、結果が出ない状態、つまりこれから販売に取り掛かるとか営業前の状態では個々の営業マンの営業力を正確に見極める事は、プロの営業コンサルタントの人間でも読み違ってしまう場合が有ると思います。
今回は営業力の話よりも”見えざる力”について書こうと思っているのですが、貴方の周りの営業マンにこんな事は無いでしょうか?
■事例1
あの営業A君は商品知識も勉強不足で非常に少ないし、人当たりも決して良いほうではない。
営業成績を上げる為に、一生懸命に動き回って客先に訪問している様子は見えないし、ちょっと会って話をしただけでは営業マンには見えない。
けど何故か営業成績は何時もトップクラスの営業成績である。
■事例2
営業B君は何時も笑顔で人当たりも良く、商品知識についても時間を作って勉強をしている。
営業活動時間は人並み以上で、毎日熱心に客先を訪問してお客からのクレームも一見も無いし、誰が見ても模範的な営業マンである。
だけど、営業成績は並以下で上位に食い込む営業成績を上げた事は無い
大きな会社で営業社員が沢山在籍している場合などでは良く有る事では無いでしょうか?
何であいつが売れるんだろうか?
とか
何で売れないのか原因が分からない などです。
ここで見えざる力が登場して来るのですが、営業の世界で見えざる力は存在するのでしょうか?
まあ昔話では有りませんが、日ごろの行いや人に見えない所での行動が”見えない力”を呼び出して営業成績を左右するって事が有るのでしょうか?
結論を先に書いてしまいますと”誰も分からない”ってのが結論になってしまいます。
但し、こんな風に考えるのは如何でしょうか?
”見えざる力”が作用して営業成績を左右したり、営業力を補うかどうかは分からないが、有ると思って行動しておいたほうが得だって考え方です。
こんな風に考えて普段から行動していますと仮に”見えざる力”が存在していたとしても、存在していなかったとしても、どちらでも関係が無い事になりますし、”見えざる力”が足を引っ張る事も心配しないで、自分の営業力を高める事に専念していれば良い訳です。
追伸
私には”見えざる力”は・・・感じます・・・たまにですが。