営業マンであれば、お客に好かれない限り商品が売れる事は少ないですし、営業成績を左右する根本はお客に好かれるかどうかが分かれ目だと思います。
ただ、お客に好かれる方法は一つでは有りませんし、お客のタイプや考え方によっても好かれる営業マンのタイプは変わってきますね?
営業の世界では担当者が移動したとかテリトリーの変更などで営業担当者が変更になる事は良くある事ですが、担当者が変った途端に今まで懇意にしていたお客が他社になびいてしまったり、逆の場合も合って、今までの担当者とはそりが合わなかったお客が、新しい担当者の事は気に入って良く買ってくれる様になったりす事が有りますが、これが同じ担当者の中でも両極端の結果が出てしまう場合があります。
ごく稀に誰にでも好かれる人ってのも存在しますが、この誰にでも好かれるタイプの人でも、様々なお客のタイプや内容によって努力を致しませんと、いつまでも誰にでも好かれる状態を維持できなくなってきます。
営業マンは人間的に好かれる性格であっても、商品知識が不足していたり、幾ら性格がよく人当たりが良くてもお客にとって有益な情報を持っていけてなければ、お客に好かれる状態から一歩後退して人畜無害の状態になってしまわないとも限りません。
独断を承知でもう少し書きますと(過去の経験からどんな風な人が居たってレベルで書いていますので、軽く考えてください)
■超大手企業の担当者の場合
対等に話をしたり、違う意見を言われたりする事を好まない場合が有り、下から物を言わないと気に入らないような場合が有る。
超大手企業の担当者の中には、何か勘違いをしていて会社の威光をカサに来て尊大な態度を取ってくる場合が有りますので、付き合いを止めるか相手に合わせて取引を継続するかをご判断下さい。
■とにかく忙しい担当者の場合
相手は忙しいわけですから、話をするにも簡潔明瞭に要点をまとめて相手に伝える必要が有りますし、分かりやすく紙に要点をまとめて、話の後に手渡しを行なうと相手に好印象をもたれたりします。
■話し好きのお客
このようなお客は忙しくなければお客の訪問を歓迎しますし、お茶を出して長々と話をする展開になる事があります。
お客に好かれる為には、早々に話を切り上げて帰るわけにはいかない場合が有りますので、忙しい営業マンの場合は対応を考えてしまうかも知れません。
とまあ営業マンがお客に好かれるには、お客は1人では有りませんので、全てのお客に好かれる方法がはっきりと有る訳では無く、様々なタイプのお客を見極めて対応する必要が出てきてしまうわけですね?