営業マンは販売契約を結んで納品を行なって、最終的に代金を(集金)回収して一連の業務が終了します。
最近では銀行振り込みが増えてきていまして、客先に訪問しての集金業務は減ってきていますが、まだまだ業種によっては毎月、集金に出向いている営業マンも少なくないと思います。
場合によっては集金に何度訪問しても集金できなかったり、客先の集金日が決まっていてその為に、集金日に訪問しなくてはならなくて、行動効率に響いてしまったりで苦労している営業マンも多いと思いますが、なにせ最終的に回収しないとなりませんおで、おろそかに出来ないのも又、営業マンの集金業務になります。
※中には決められた日に訪問できなくて、翌日以降になってしまうと、翌月に支払いを延ばしてしまうような、お客も存在するようです。
あと、集金の訪問して困るのが「忘れていた」とか言い出される場合です。
※本当に忘れていたのかどうかは、実際のところ分かりません。
営業マンの中には毎月15日と月末は営業活動が全く出来なくて、朝から一日中集金で回っているなんて事も有るのですが、集金と一緒に営業活動も出来のでしたら良いのですが、ただただ一日中集金で外を回っているのであれば、金融関係の営業マン以外は、お客と交渉を行なって振込みにでもしてもらったほうが良いかもしれないと思います。
営業マンの中には、お客に頼めば集金にしてもらえるのに、わざわざ時間と交通費(ガソリン代や電車代)をかけて、毎月当たり前のように、集金日を集金だけに費やしている場合が有りますが、それは避けたほうが良いと思います。
時間、交通費をかけるのでしたら、その分を新規顧客開拓にでも振り分けて、全体の売り上げ増を考えたほうが良いと思います。
ただ、長年の商習慣などでどうしても客先に集金に行く必要が有るのであれば、少なくとも営業マンの取るべき行動としては、必ず前日に電話を致しまして、明日に集金に訪問する旨を伝えてから当日訪問すれば、かなり集金できない事態を防げるのでは有ります。
※余談として集金してきたお金を途中で紛失してしまったり、盗難にあってしまったり、営業マンが使い込んでしまったりなどの、事例も過去に沢山ありますので、出来れば会社として代金の回収は振込みのみにしたほうが、効率の面からも、安全性の面からも良いと思います。
あと、営業マンの中には見積書作成の段階で支払期日や支払い方法の欄が空白で出してしまう場合も有りますが、見積書から支払い関係が抜けているような、見積書を作ってお客に提出しているような事をやっているのであれば、見積書の作成から考えていかなくてはいけませんね。
追伸
多くの企業が回収率をチェックしていると思いますが、最終的な回収率だけでなく、回収率を向上するために商談⇒見積⇒納品⇒回収までのプロセスのチェックも必要な場合が多いのではないでしょうか?