営業の世界におきまして、販売を代行してくれる代理店の事をセールスパートナーと呼び方を変更している企業が増えていると思いませんか?
殆んどの場合、セールスパートナーと言っても、販売代理店と何ら変りは無いのですが、語感と相手に与えるイメージの良さから、販売代理店と呼ばないでセールスパートナーと名称を変更している場合が多いのでは無いでしょうか?
販売代理店のイメージですと、どちらかが上でどちらかが従属的に下のイメージが付いて回ってしまうようですが、これも普通に考えれば販売をしている販売代理店のほうが力が強いと思うのですが、場合によっては逆の場合(商品力が強かったり、販売元のメーカーなどの知名度が圧倒的に強い場合など)が有り、販売代理店のほうが下の立場の場合もありまして、殆んどの場合におきまして、対等な関係を構築出来ていないのではないでしょうか。
これが不思議な事に、呼び方をセールスパートナーって変更しますとあら不思議、言葉の持つイメージから対等の立場を持つ、パートナーになってしまいますから、日本語の妙ってやつでしょうか?
先にも書きましたが、実態は同じでして代理店契約書もセールスパートナー契約書も基本的に同じ雛形で、少しだけ表題が違うだけで有りましてそれでもお互いの意識が何だか変化してしまうのはやはり、日本語の力なのでしょうね?
話は代理店営業の話になりますが、営業マンは新規にセールスパートナーを開拓する事と、既存のセールスパートナーの売上を伸ばす仕事になりますが、兎に角基本は売ってくれるセールスパートナーの数を増やす事に尽きますので、どの企業もセールスパートナーの開拓には力を入れている場合が多いと思います。
まあこの開拓の段階では代理店と呼ぼうがセールスパートナーと呼ぼうが、新規開拓が簡単には出来ないのは同じだとは思いますが、一般的な販売よりも各種媒体を使っての広告戦略が重要であり、必要な場合が多いのでは無いでしょうか?
と言いますのは、セールスパートナーを募集する側が、アプローチをしまして勧誘する場合ですと、なかなか契約まで辿り着かなかったりパートナー契約を結んだとしても、販売実績が出てこなかったりする場合が多いのではないでしょうか?
逆に、各種媒体での告知を上手にやりますと、代理店希望社が向こうからやってくるわけですから、スムーズに契約まで辿り着きますし、契約締結後の販売活動も実績が出る場合が多いと思います。(当たり前ですが)
ですので、セールスパートナーの募集に関しては自社サイトや各種媒体を活用してしまったほうが、手っ取り早く確実に成果が出る場合が多いわけですから、ある程度の資金を投入してしまったほうが良い場合が多いと思います。
追伸
感じるのは、販売パートナーを募集する企業が非常に多く、販売力の有る企業は限られていますのでそれこそ、業種によっては奪い合いになってしまっているのではないでしょうか?