営業マンではないのかもしれませんが、営業力(商品説明能力)が売上に直結します実演販売について今回は書いてみようと思います。
実演販売とはデパートや駅前(秋葉原デパート前は有名だと思います)で、商品(アイデア雑貨・手品・掃除用品)などを、実際に商品を使って見せて、お客に販売してしまう営業手法ですね。
実演販売のポイントとしては、一にも二にも面白いことが第一に挙げられまして、営業/販売と言うよりもエンターテイメントと言っても良いかもしれません。
営業マンにも言える事ですが、お客に対して商品の良さを伝える(営業トークを展開する)場合、お客が飽きてしまって営業トークに興味を示さなくなってしまったら、営業活動は成立いたしませんので、面白いだけではいけませんが最後までお客の興味を引っ張る実力が物を言いますね?
実演販売の営業マンはみんな”買ってください”とか”如何ですか”などの売り込みは一切しませんね?
集まってきたお客が、興味しんしんで商品の実演(説明)を見て(聞いて)いまして、自分から財布を取り出して、商品を求めるわけでありまして、このあたりはひとえに実演販売員の実力と言えるのではないでしょうか?
※実演販売を見ていて自分もやりたくなって、実演販売員になろうと求人情報を探したり、実演販売の会社を訪問して就職活動をする方も少なくないようですが、営業センスとか実力の世界でして誰もが求人に応募して就職すれば、実演販売員になってエンターテイメントを展開できるわけではないようです。
この面白さ、エンターテイメントが発揮できない場合は、商品が売れない以前に人が集まらないのでありまして、前をお客が素通りする状態で、1人で商品説明(実演)をやっている状態になってしまっている、実演販売員の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
さてこの実演販売の手法ですが、別に街頭やデパートに立たなくても、訪問販売や固定客を訪問する営業マンでも、役に立つ手法が有るのではないかと思います。
一般の営業でも普通の営業活動でも自分が販売している商品の特性や特徴、役に立つ使い方など商品を熟知していてこそ、お客にないして効果的な説明が出来るわけですし、商品説明もお客が興味を持って、楽しく聞いてくれれば、お客が購入したくなるってものです。
最初にも書きましたが、実演販売の世界では実演する販売員の方の能力によって、販売実績が数倍も違ってくるのが当たり前の実力本位の世界でありまして、売れている販売員の方には勉強になる営業トークを沢山持っているのであります。
※営業トークとは”買ってください”ではなく、お客が自分から買う気になるトークなので有ります。