営業/販売の世界では突然に風向きが風向きが変る事が有りますね、追い風に乗って販売実績をどんどん伸ばしていたと思ったら、凪だとおもったら逆風が吹き出して突然売上が下降線を辿りだしたり、凪いだままの状態が続いてしまったり、予期せぬ時に販売の風向きが変る事が有ります。
あれほど業績好調で売上を倍々ゲームで伸ばしていた企業が数ヶ月で傾いてしまったような事例も数多く存在します。
結果が有る所には全て原因が有るとも言われますが、風向きが変って売上数字が下降を始めてから、原因を探っても手遅れになってしまう事も少なく無く、風向きが変る予測や前兆を感じるようにアンテナを張って置く必要が有ると思います。
例えば営業マンの日報に一言書いてあったお客からの情報や、ライバルや市場の動向が自社の売上や営業戦略に関係するかどうかを感じ取る能力を磨いておくかどうかが、風向きが変る事を予測出来るか出来ないかの違いになってくると思います。
このあたりは営業マンの売れない時の言い訳の場合と重要な情報の場合との判断が必要になってきまして、重要な情報を1営業マンの売れなかった言い訳として、その場を流してしまわないようにする必要が有ると思います。
営業の世界では売れる・売れないが紙一重の所が有りまして、外的要因でも内的要因でもちょっとした原因で風向きが変ってしまいますから小さな予兆でも管理職の方や経営者の方は敏感に反応する必要が有ると思います。
気を付けたいのが、大きな原因が目に見える形で察知できた場合ですと、比較的誰でも状況を把握してそれなりに手を打つ事が出来るのですが、社内のちょっとした変化や、市場の少しの変化ですと気が付かなかったり、気が付いてもそのままにしてしまいまして、気が付くと風向きが変ってしまっていて手遅れになってしまっている場合が有ると思います。
特に絶好調で売れている時はプロダクトライフサイクル(商品寿命)の事も、ライバルの同行も一切眼中に無く、ひたすら売れるだけ売ってしまう意気込みで、営業マンを増員したり売れるものですから、営業マンの育成や研修もおざなりになってしまったり、顧客満足度の低下を招いてしまったりして、気が付いた時には逆風が強くて方向転換もままならない状況に陥って仕舞わない事が重要ですね?
良い後はわるい、わるいあと良いとは良く言ったものでして、風向きが変る時の多くが絶好調に気を取られてしまって、少しずつ歯車がくるい出してしまった事が原因の場合が多いのでは無いでしょうか?
売れている時は
・多少のクレームや顧客からの要望に目を瞑ってはいけない
・売れている時こそ営業マンの基本動作をチェックする
・ライバル他社や市場の動向に気を配る
って事ですよね。
逆に販売不振時から風向きを変えては何処の企業も血眼になって施策を実行しますので、絶好好調からの風向きの変化を読むことが、長く企業が存続出来る鍵ですよね?