営業の世界での看板とは自分の所属している企業の知名度や認知度、社会的な信用度の高さを意味する場合が多く、営業マンは会社の看板を背負って営業活動を行なっているとも言えるでしょうね?
営業マンは看板の力に頼らないで自分の営業力を持って商品を販売する心意気が大切だといわれますが、大企業・有名企業・一流企業の営業マンの場合は、本人が望む望まないに関係なく、お客は営業マンの営業力よりも、営業マンの所属している企業で判断して購入する割合が高くなってしまいます。
逆に知名度が全く無い零細企業・中小企業・創立したばかりのベンチャー企業などでは、会社の看板の力は全くゼロに等しい状態になりますので、看板の力に頼る事無く、先ずは自分の営業力で商品を売ってくる実力が必要になってきますね。
どんな企業でも自社の知名度の向上を願い、看板の力を上げたいと思っていますが、看板の力は1年や2年で出来るものでもなく、石の上にも7年で7年間も地道に商売を続けていてやっと少しの信用が出来てくるって感じでしょうか?
良く言われる事に、看板の力が大きい営業マンが売上を上げていても実際には営業マンの営業力(実力)に依存する部分は半分も無く、自分では営業力が有ると思っていても、イザ看板無しで営業をしてみたら、全然売れないなんて事が言われますね?
基論、営業マンが商品を販売する場合は使える事は全て活用して販売に努力する事は基本ですので、会社の知名度を活かして営業をかける事は、まったく当たり前のまっとうな営業活動になりますので、そのあたりは間違えないで下さいね?
まあ看板の大きな企業の元で営業活動を行なう営業マンは恵まれているのでありまして、看板の力に頼らないで頑張っている営業マンも多いのではないでしょうか?
このような営業マンの場合ですと、人一倍努力が必要になってきまして、自分自身を売り込むことや、商品の魅力を徹底して客先に宣伝してとにかく、お客が買ってくれるように自分の営業力で勝負を掛けていくわけですね。
実はこの看板の力が大きい営業マンと、ゼロの営業マンですが看板の力ゼロの営業マンでも、長年地道に営業活動を続けていて顧客が徐々に増えてきますと、必然的に会社の信用力がついてきますので、何十年後かには看板が大きく立派になってているので有りまして、今は看板の力の大きな企業でしても最初は看板の力ゼロから始めて長い年月をかけて、力を大きくしているわけですので、どちらの場合もどの過程に企業があるかだけの違いで有りまして、綺麗に二分されているわけではないのです。
今は会社の看板が使えない営業マンであっても、やがて状況は変化してきますので、地道に営業活動を続ける事が大切なので有ります。
追伸
営業力とか看板の力ってのは目には見えないのですが、間違いなく存在するものだと思っています。