とある経営コンサルタント、営業コンサルタントの人曰く、一回朝礼や営業会議に出席するだけで、営業成績が良い職場かそうでないかを直感的に感じるといいます。
全員のモチベーションが高いかどうかを感じるらしいのですが、モチベーションとは勿論、目に見える物体ではなく人間の心の中で行動(目標)に駆り立てる内部的な力なのですが、このモチベーションを上げる、又は下げる要因の一番大きな要素は職場の雰囲気ではないでしょうか?
今回は、モチベーションを上げる職場と下げる職場について思う所を書いてみようと思います。
先に書きましたがモチベーションとは行動(目標)人間を駆り立てる内部的な力ですので根本的にモチベーションを存在させるためには、明確な行動目標が存在しませんと、そもそも成り立たないのです。
つまりモチベーションが下がっている職場では、明確に具体的にやるべき事を社員に伝わっていないのです。
存在しないよりも明確にやるべき事が決まっていないって職場も有ります。
やるべき事とは、何時までに幾らの売上を上げるかではなく、具体的行動内容を示す事になります。
※数字だけを渡して自分で考えて行動する社員が全員であれば、何も言うことは無いのですが悲しいかなそんな社員が全ての職場は存在しないと思います。
数字の押し付けで後は、叱責一方の職場は確実にモチベーションを下げる結果をもたらします。
上司は職場全体のモチベーションが上がらない要因を部下のせいに良くしますが、大部分の要因は上司の側、管理者の側に有ると断言できると思いますよ。
-仕組みを作れば営業部隊は活性化する
売れる仕組みを業種業態によって多種多様になってしまいますが、営業日報を部署内で公開しておくだけで、徐々に活性化する場合が多々あります。
部下⇒上司だけで日報を提出するのでなく、日報も顧客別の履歴も全てオープンにして、誰でも何時でも気軽に閲覧できるようにしたら、どうなるでしょうか?
この状態ですと、売れる営業社員と、成績が上がらない営業社員の違いが、日報から顧客履歴から自然に、浮き彫りになってくる場合が多いのです。
多くのベテラン管理職の方は、日報を見ただけで、営業マンの質を見抜きますが、日報や顧客訪問履歴をオープン意する事で、営業マン自身が考えて問題点を改善する動きになってくる効果が出てくる事が、多いのです。
モチベーションは目に見えない存在だけに、軽視してしまう場合も有りますが企業の業績を左右するとても大きな存在だと思います。