新人には新人の、中高年には中高年の営業手法があるのです。
新人として営業マンの第一歩を踏み出して、30代、40代、50代と経験を積んでいけばおのずと、営業手法は変ってきますし、経験を積んで対外的にも社内でも肩書き、ポストが変ってきますので、それに応じた営業のやり方が有りますよね?
新人(経験が浅い時代)
とにかく、一生懸命さだけが売りで、商品知識や諸々の経験も知識も浅いわけですから、一生懸命さをお客に分かってもらうしかないのです。
変に頭の中でだけの、聞きかじった知識を振り回しても上手くいかない事も多いですからね?
30代40代の営業マン
この年代になりますと、新人の頃からの蓄積が大きいのですが、体力的にも充実している時代ですので、能力の差がはっきりと出てくる年代でも有りますね。
逆に言えば年代に相応の知識や見聞、話の引き出しを持っている必要が有りますので、足らない分は勉強が必要で、努力の差が出ます。
つまり、新人のように一生懸命だけが売りでは通用しないって事です。
50代60代の営業マン
知識、見聞よりも人脈とか信用とか肩書きって要素が大きくなってきます。
それを上手く使えるか、使えないかは又違う能力なのでしょうね。
追伸
年代別に営業スタイルが変わってくるのは当たり前といえば当たり前なのですが、部下を教育する上司の中には分かってない方がいらっしゃるようです。
自分の若い頃の事をすっかり忘れてしまいまして、新人営業に対してベテランの営業マンでないと、難しい営業手法を伝授してやらせてみて、結果が出ないと、俺の言ったとおりやらないと言い出すような上司です。
年を追うごとの営業スタイルの変化は自然に変わってくる事ですので、取り立ててどうこうは無いのですが、年の離れた部下に対しての指導では、年代により営業スタイルが違う事を頭の隅において指導する事が大切なのです。
追伸2
最近外見からでは年齢が判断できない人も増えていまして、営業マンの場合は実際の年齢よりも見た目の雰囲気でそれに合った営業スタイルをとった方が良いのかも知れませんね?