どんな営業マンでも一度や二度のスランプに陥りまして、売上が上がらない、顧客開拓が上手くいかないとか成績不振に陥った事が有るのではないでしょうか?
短期間に成績不振から脱却する営業マンもいれば、あがいても成績不振が続いてしまって、沈み込んだままになってしまう営業マンも少なく有りませんね。
今回はこの営業成績不振からの脱出方法につきまして考えてみようと思います。
先ず、スランプからの脱出に一番大切な事は現状を良く把握して営業成績が下がった原因を客観的に考えて分析する事が大切だと思います。
原因についての内的な要因と外的な要因の二つの視点が必要になってきますね?
内的な要因
営業マン自身の活動内容や、仕事に対する取組姿勢や、セールストークなど自身に起因する原因がないかどうかを検証する必要が有ります。
外的な要因
ライバル企業の動向や市場の変化や季節的な要因など、主に市場やターゲットの状況が変っていてそれが、成績不振の要因になっていないかの検証です。
昔ながらの、体育会系の販売会社ですと、根性論だけで気合の問題になってしまいますが、結果が有るところには必ず原因が有りますので、原因を究明してから対策を考えて実行する事が非常に大切な事になってきます。
中々、営業成績の不振から脱出できなくて長期間スランプに陥っている場合、多くの事例で原因を考えていないとか<、現状の分析が間違っているために、方向違いの対策を行なってしまって、スランプから脱出できない場合が多いと思います。
スランプに陥っている営業マンの上司の役割
スランプに陥って営業成績が上がらない時こそ、上司の腕の見せ所になりますね。
成績を理由に叱咤する事は誰でも出来ますが、原因を究明して対策を示す事は、上司の勤めで有りまして、営業マンが自分の事はなかなか客観的に見る事が出来ない場合も多いですから、キチンと営業マンの現状を把握して、スランプ脱出の方向性を示せない上司は、上司失格と言っても過言では無いのでは無いでしょうか?
追伸
営業マンが成績の不振脱出方法を上司に相談する場合は、全てをありのままに正直に話して相談する必要が有りまして、簡単な事のようで正直にありのまま話をする事が出来ない営業社員も多いので有ります。