子供を持つご家庭の方の中には、家庭教師や教材などの学習関係の電話セールスに閉口している方も多いのではないでしょうか?
日中、不在の家庭などには決まって夕飯時を見計らったかのような家庭教師の勧誘の電話には本当に閉口してしまいますね。
現在、家庭教師など教育関連の営業手法は電話による勧誘が主流を占めているようでして、テレビコマーシャルをやっているような大手の家庭教師派遣企業でも、末端の営業所などでは電話での営業活動が主流になっているようです。
この手の商材/サービスに関しては、余程教育熱心な家庭以外は、自分から探して申し込む人は少なく、営業の電話が有ったから、試しに始めてみる人が多いのではないでしょうか?
ここからは、実際に私が電話を受けた内容から書いてみますが、
■家庭教師の電話勧誘は、家庭教師として登録した大学生が電話をかけてきて、売り込む
■営業らしくない話し方で、家庭教師を勧誘してくる
といった感じですね。
いかにも営業っぽい感じではないので、断ることが得意でない方は、断りきれずに訪問の約束をしてしまうのではないでしょうか?
この業界の場合は、教える個人の資質による所が大きいので、口コミがあてにならない部分が大きく、しかも家庭教師を頼みたい家庭より、家庭教師をやりたい学生のほうが圧倒的に多いために、いきおい電話での勧誘が激しくなってしまうのですが、新規勧誘、営業のスタイルが確立していない業界だと思います。
※個人的意見としては、あまり営業手法はスマートでなく、好ましくない場合が多いと思います。
背景として、この業界はリピーター、お得意さん、固定客の概念がもてない業界でして、毎年、毎年新しい子供が出てきて、毎年、子供は大人になっていくわけですので、リピーターの概念がもてない業界ですね。
近所付き合いの希薄になってきて、近所の大学生に頼むって事もなくなってきていますので、営業で顧客開拓で売上が伸びる事は避けられない業界では有りますが、おざなりにされて(いるように感じる)、営業マンの育成や教育が必要な業界のような気がいたします。