布団の訪問販売と営業マン

2022/8/16更新

布団の訪問販売と営業マン

高見山大五郎のコマーシャルで一躍有名になった丸八真綿のように、布団の営業マンは訪問販売の営業マンが数多く存在する業種であります。

布団は大きくて嵩張る商品で尚且つ、普段から布団について気にする方は少なく、一度購入したら何年~何十年も同じ布団を使いますので、店舗で待っているよりも、訪問販売で出向いていって営業をかける外商の形態が合うのかもしれませんね?

布団の訪問販売はピンポン営業で一軒一軒家庭を回って、興味がある家庭では布団を持ち込んで営業する形です。

布団の説明なんて直ぐに終わってしまいそうな気がしますが、実際に布団を持ち込んでの説明は一時間以上に及ぶ場合もざらで、布団の材料・材質に始まって健康の話、寝ている間にかく汗の話や、メンテナンスの話まで多岐にわたる話を展開して、、ベテラン営業マンのセールストークになりますと思わず、お客が聞き入ってしまうほど、面白いそうです。

但し、布団の訪問販売の世界でも訪問販売一般の事情のように、

■昼間に不在の家庭が増えており、ドアtoドアの営業の効率が悪くなっている

■防犯意識の高まりで、いてもドアを開けない家庭が増えてきている

■景気が良くなってくると、営業マンの確保が難しくなってくる

などの逆風も若干は吹いているのではないでしょうか?

布団の訪問販売営業の給料は歩合の要素が強い場合が多く、売れる営業マンは高額の報酬を手にしますし、売れない営業マンは仕事を続けて行くことが出来なくて、退職してしまう場合も少なくない、厳しい営業の世界そのままの世界かもしれません。

暑い日も、寒い日も、雨の日も雪の日も(悪天候のほうが在宅率が高く営業効率が上がると聞きました)、ひたすら個人宅を回る営業は根性も必要になってくる営業でしょうが、営業力を試されるのが、布団の訪問販売の世界ではないでしょうか?

追伸
最近の布団の訪問販売の世界では、布団を販売する一本槍から、健康に着目して営業をしてみたり、布団のクリーニングを切り口に営業をしたり、色々と対策を立てているようですね。

営業コラム 第二部 コンテンツ一覧

新着記事