自社でソフトウェアの開発をやっているとか、機械を開発をやっている場合ですが、定期的にバージョンアップや内容の改良が行なわれます。
市場やユーザーの意見を反映させて、商品を改良してより、商品力を高めて売上の向上を目指していくわけです。
今回は営業の立場で、書いていますが新商品やバージョンアップ、マイナーチェンジなどで、商品が改良された時に、余計な機能が追加されてかえって、使い難くなってしまって、営業から声が上がる場合があります。
多くの場合、技術部門がよかれとおもって、新機能や内容を修正してしまいまして、結果として使い勝手が低下している場合が多いのですが、営業部隊の人間からは、技術部門の自己満足の結果だと考える場合が多いようです。
さて、このような事が発生する理由について考えてみようと思います。
技術開発が売り物の企業では、殆んどの場合、営業マンから商品の改善要望などを集めていますが、営業マンは今有る商品に対しての、改善要望を入れるのでありますが、そのままで良いと思っている所に対しては、一切意見を入れないのが普通です。
技術/開発部署としても、営業から出てきた意見や要望以外にも、出来る限り考え得る機能追加をしたいと考えて、機能を追加してくるのですが、時としてそのままでOKの所まで、弄くってしまって、かえって使い難くしてしまう場合が有るようです。
原因としては、技術/開発部門で営業部隊から上がってきた要望以外に、手を加える場合に、一度修正点を営業現場に出してみて、意見を貰う工程を省いてしまって、営業部所内の判断で、改良してしまう事が原因かと思われます。
又、営業部隊から技術部への要望も又、出来るだけ具体的に出す事と、現状のままでPR度が大きいものなどは、積極的に技術部に伝えておくと、より連携が密になってくると思います。
このような事態を発生させない方法を一言で話してしまいますと”コミニケーション”って言葉になります。
技術職と営業職のコミニケーションが上手く取れていない企業は、商品開発から販売までの流れがどこかチグハグでして、コミニケーションが取れている企業は、企画 開発 技術 営業が一体化して、市場により良いアピールが出来るのであります。