女性客を相手にする営業マンほど、服装やネクタイに気を配ると言われています。
ネクタイはアクセサリーと言い切って良いほど、何の役にも立っていない代物なのですが、背広にネクタイは深く定着していまして、一時期出てきたノーネクタイも全く流行らなかったようですね?
女性客に限った事の話では無いのですが、初対面の相手(営業マン)は外見から第一印象を決定しますが、第一印象次第では全く相手にしてもらえなかったり、商談のチャンスを逃してしまう場合も有りますので、業種によってはネクタイ選びに神経を使う事になります。
ネクタイを締めるのは男性で、ネクタイを含めて外見の第一印象で相手を判断する場合が多いのが女性なので有りますが、男性の場合、外観や色の使い方に関しては全く無頓着な人が多いのですが、どんな取引も最初は初対面の状態から商売が始まるわけですので、多少は気を使う必要性は有ると思います。
基本中の基本は背広に合わせた色合いなのですが、色が人間に与えるイメージを少し頭に入れておくと良いでしょうね?
色の使い方によって、爽やかな印象を与えたり、誠実な印象を相手に与えることも出来ますし、一説によると購買意欲を高める色使いもあるそうですね。
日本のサラリーマンの場合は無難なネクタイを締める傾向が強いようでして、派手な柄のネクタイは避ける傾向が出ていまして、良く言えば無難、違う言い方をすれば没個性って感じでしょうね?
このあたりは、日本仕様といいますか、背広にしても室内の壁紙にしても、無地や地味な柄が主流の日本ですし、営業マンにしても日本企業では、まだまだ型破りな営業マンよりも、まじめにコツコツ仕事をする営業マンが重宝される傾向にありますので、ネクタイにも反映しているのでしょう。
※企業によっては、営業社員が派手なネクタイをして出社してくると、上司から注意される場合もあるそうです。
日本の営業マンの多くは個性が無い、型破りな営業マンが居ない=地味で無難なネクタイを締めている営業マンが多い
の図式が成り立つのではないでしょうか?
逆に、大柄で派手な個性的なネクタイが増えてくると、個性的な営業マンが増えてきたとも言えるのでは無いでしょうかね?