今回は営業マン向けのセミナー、営業セミナーについて思う所を書いてみようと思います。
営業向けのセミナーを開催している場は多く、あちこちで開催しているようですがセミナー好きの人は、あちらこちらの営業セミナーに顔を出しますが、行かない人は幾ら案内が来ても行かない人に分かれると思いますし、企業としてトップが営業セミナーで知識や考え方を聞く事が重要だと考えている場合ですと、業務の一環として所属する営業マンがセミナー会場に足を運ぶ事になると思います。
一般的に営業セミナーの場合は業種に特化しない場合ですと、具体的な方法論よりも先ず、考え方や捉え方や自己啓発的な内容が有って、それを土台にして実例を通じて学んでいく場合が多いように思います。
そうしますと、頭の硬い方や自分の考え方を一切曲げないで、信念を持って自分の営業スタイルを貫く方は、営業セミナーにいくら出席しても何ら変わらないかもしれません。
※私自身、なんどか依頼を戴きまして1~2時間程度のセミナー講師を行なった事が有りますが、果たしてどの位の方が話を聞いてその後の営業活動に取り入れてくれたかどうかは、自身がありません。
さて、私事は脇において置きまして、営業セミナーに行かない人の言葉を借りますと、販売方法(売れるためのノウハウ)を人に教えるのがそもそもおかしくて、そんなノウハウは自分のために使う事で、セミナーで人に教える内容なんて高が知れているって気持ちの人も多いのではないでしょうか?
個人的な意見としては、5人以上の営業マンが在籍する企業であれば、定期的にセミナーを行なうメリットは有ると思います。
あくまでもセミナーに出席するわけではなく行なうと書きましたのは、会社の経営者なりベテランの営業マンなり、場合によっては取引先のトップにお願いを致しまして、社内セミナーを開く形から始めるのが望ましい形だと思います。
販売の世界では正解が一つとは限りませんし、営業セミナーの内容も、受講する企業の考え方や営業方針に合う場合と合わない場合がありますが、社内講師でのセミナーであれば、合う合わないの心配は低下しますし、なによりセミナーを行なうトップや管理職のスキルアップに繋がります。
販売の世界に限った事では有りませんが、新人を仕事がこなせるまで、中堅社員のレベルアップなど人材の教育と育成は企業成長の要になってきますので、その力を企業以内で培う為には企業内講師のセミナーを定期的に行なうのは良い手法だと思っています。