ツキなんて物は目に見えないですし実際には有るんだか無いんだか分からない得体の知れない代物なのですが、営業マンをやっていますとツイてるとしか思えないような、たまたま売上が足りない時に大口の注文が入ってくるとか、思いもしない紹介を受けて新規顧客開拓が棚ボタで出来てしまうなんて事もありますし、逆の場合ですと全く理由が分からないままに、次々商談がキャンセルになってしまったり、うるさいお客に納品した商品が不良品であったりと、ついていないと思える状態の時も有ると思います。
マーフィーの法則にもそんなような内容が有ったような気もしますが、とにかくついていないときは何故か、やる事なすこと全てがうらめに出てしまうような状態になってしまって、営業マンとしても、はっきりした理由が不明で手が付けられない事も有るのでは無いでしょうか?
まあツキが回っていて好調なときは放っておいて流れに身を任せていれば良い訳でありまして、行動を変えたり違った事をしない方が良いと思います。
逆の場合は何とかしてツキを変えてしまいたいと思うのが営業マンの心情だと思います。
私の思うツキが変らない方法
■開運グッズに手を出す事・・・・そんなお金が有れば営業トークを磨く書籍でも買いましょう。
えっと、財布に始まり、ネクタイや掛け軸に置物小物の類までツキを変えるグッズは数多く出回っていますね?
勿論、その類を買ってみるのは個人の自由ですし、鰯の頭も信心からと言って、信じていればご利益が有るのかも知れませんが、個人的にはお勧めいたしません。
一度書きましたが、セールステクニックを磨くための書籍でも購入したほうが有益ですし、まだ私のコラムでも読んでいたほうがマジってもんだと思いますよ。
営業マンのツキを変える方法
では本題の所を書いてみようと思いますが、営業マンがツキを変えるには、自分の最近の行動を冷静に見つめなおす事から始めるべきではないでしょうか?
・無駄な行動は無かったか?
・営業ツールは整理されていて、改善の余地は無いのか?
・最近の市場やお客の動向を把握しているのか?
・営業日報や顧客管理台帳はキチンと整備されているか?
・どこかで手を抜いていたり、気が抜けた営業活動をしていなかったか?
どんな営業マンでも一つや二つ改善すべき事が出てくるのが普通ですが、全く出てこなかった場合は、現状認識の能力が不足しているか、又は単なる偶然でツキが一休みしているだけだと思います。
で、改善すべき事が有ったら改善してひたすら行動有るのみです。
わき目もふらないで一生懸命営業活動に打ち込みなおせば、きっとツキも戻ってきますよ。
営業マンは自分の力で状況を変える事が出来る職種の最たる職種で有りまして、諦めてしまったらゲームオーバーになってしまう職種でも有るのです。