無料お試し（サンプル商法）

2022/8/16更新

無料お試し（サンプル商法）

数ある営業手法の中でサンプル商法ってのが有りまして、主に食品飲料関係や化粧品/コスメティックの販売や健康食品の販売などでよく使われる手法で無料でサンプルを配って、気に入ったらその後に商品を購入して貰う商法です。

サンプルを無料配布って形で希望者に無料で進呈するだけで、試した人がどんどん購入してくれれば、こんなに楽な営業手法は無い訳でありまして、営業マンは不要でアルバイトでも使ってサンプルをどんどん配るだけで売り上げ目標を達成する運びなのですが、そう簡単に事が運ぶこ事は皆無のようです。

実施には無料サンプルを配っているだけでは目論んでいる売上を達成する事は出来ないので、サンプル配布後に後追いフォローと称して、営業アプローチをかける場合も多いと思います。

手段としては営業マン（多くは営業レディですが）が行わない郵送やメールでの後追いフォローを除きまして、電話を使って無料サンプルを渡した相手に営業をかける場合も多いと思います。

殆んどの営業トークはほぼ決まっていまして
｢お使いになって如何でしたでしょうか？｣に始まりまして場合によっては｢ただ今お得なキャンペーンをやっていまして・・・｣でなんとか購入して貰えるように営業するわけですね？

私自身はあまり無料サンプルを請求したりした事は少ないのですが、後追いフォローをしなくても注文が来る様な仕掛けを配るサンプルに付けている物が少なく、後追いフォローに力を入れる前に、配る無料サンプルそのものを工夫したほうが良いと思う場合も少なくないですね？

まあ中には注文方法も購入する場合の金額も分からなくてって論外の場合も有りますがね。

先ず、基本として注文方法を明記しておく事なんですが、FAXが使える場合でしたらFAXなり（ハガキでも良いのですがコストが高くついてしまいますし、お客に切手を貼ってもらうのもどうかと思いますしね）を同封して、直ぐに簡単に注文できるようにしておくべきですし、実際に商品購入の際にキャンペーンを適用するのであればその案内も同封しておいたほうが良いと思います。

勿論、それでも電話での後追いフォローをする必要はある場合が多いのでしょうが、電話をかける人件費を考えれば少しでもサンプルを試したお客が自分から注文してくるように工夫したほうが、余程良いと思います。

例えば
無料サンプルのコストが　1個当たり100円かかるとしまして1000個配れば　10万円になりますね。
これに工夫を加えて10円コストが上がったとすれば　コストは1万円上昇します。

実際に商品を購入してもらった場合の利益を1個300円としますと　勝手に注文をしてくる確立が3％上昇すると
1000個×3％×300円＝9000円利益が上昇しますね。

利益率などは商品によって大幅に違ってきますので上記の計算も全然違う結果になってしまうかもしれませんが、電話をかける人件費を考えれば、少しでも注文率が上がったほうが営業効率も利益も上がってくると思いますよ。

追伸
本当は無料サンプルを配るだけで、使った人が気に入ってくれて注文してくる状態が一番の理想なのですが、なかなかそんな商品は無いようですね。

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